〈初しぼり〉商品の放射能検査結果について
今年とれた新米で仕込んだ新酒生酒〈初しぼり〉商品の、放射能検査結果についてお知らせしていきます。
▼概況 ▼初しぼり商品の放射能検査結果
概況
今年収獲された新米で仕込んだ新酒生酒〈初しぼり〉が出回り始めました。食品の放射能汚染が懸念されている昨今、日本酒についても心配されている方もいらっしゃるかと思います。現在、酒類に関しては、酒類を管轄する国税庁が主体になって、製造場内にある酒類や醸造用水の放射性物質に関する調査を実施し安全性を確認しているほか、県酒造組合や酒蔵によっては独自に専門機関に依頼して検査を実施し、結果をホームページ上で公表しているところもあります。その調査結果では安全性に問題はありません。
米:〈初しぼり〉の原料米である平成23年の秋に収穫された米については各地方自治体(平成23年8月4日原子力災害対策本部が定める17都県)で検査が行われ、その検査方法や結果が農林水産省や各県のサイト上で公表されています。
水・製品:国税庁では各酒造場に放射能汚染防御の指針を示すほか、各酒蔵の酒類や醸造用水の放射性物質の検査を実施しています。ワインなどの果実酒については10月に行われ、すべて検出下限以下という結果がすでに公表されています。日本酒の新酒については11月から来年の1月にかけて、順次、検査が実施されます。検査内容について詳しくは下記をご覧ください。
また独立行政法人酒類総合研究所でも、放射性物質の受託分析を行っているほか、酒造過程におけるセシウムの挙動についての研究を行っており、精米・洗米等によりかなりの低減が見られることが確認されています。
初しぼり商品の放射能検査結果
以下に新酒生酒〈初しぼり〉の個々の商品についての検査結果を、順次、掲載していきますので、ご参照ください。
2011年11月14日 日本名門酒会本部
1月20日更新