お酒の歳時記

手づくりの酒

手づくり梅酒 美味しくて2度楽しい大人のホビー

梅酒のつくりかた

本格焼酎や清酒を使った梅酒のレシピをご紹介。
あくまで基本例なので、
アレンジしてお好みの味を見つけてください。
使用する酒、梅、砂糖の種類や量、熟成期間など
美味しい梅酒をつくるための答えは無限大!

準備梅の実砂糖お酒
つくりかた ▼楽しみかた

準備

梅の実……酒類1.8Lに対して1kg

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南高梅、鶯宿 古城、白加賀などなど……品種はお好みで。傷が少なく、果肉たっぷりの大粒の実のほうが、梅のエキス分がよく抽出されます。

黄熟する前の青梅、やや熟した黄梅、完熟梅など、梅の熟度もお好みで。とれたての青梅ならクエン酸の酸味がきいたさわやか梅酒に、黄熟するに従って酸味抑えめで香りよいまったり梅酒になります。

触って果肉の固く感じられるものであれば、香りとコクのある梅酒ができます。

砂糖……酒類1.8Lに対して1kg内

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使うお酒によって入れる量をコントロールしてください。甘さの調節はできあがってからでも可能なので、控えめがおすすめ。

梅のエキス分の抽出に時間がかかるため、ゆっくり溶ける氷砂糖が一般的には向いています。

黒糖やザラメ、蜂蜜、和三盆など、甘味料を変えて楽しむのも一興です。

お酒……美味しいお酒を使いましょう

手づくり梅酒におすすめのベース酒はこちら

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つくりかた

Step1

梅を一晩水に浸けおきます。

*清酒でつくる場合、この作業ははぶきます。


↓

Step2

ていねいに水洗いし、ヘタをとります。

*こすり過ぎて傷をつけないように要注意。


↓

Step3

ザルにあげ、2〜3時間水切りして、乾いた布でていねいに拭きます。

*完全に水気を拭き取りましょう。

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↓

Step4

梅の実の1/3の量を広口瓶に入れ、次に氷砂糖の1/3を入れるーーこれを繰り返し3回行ない、交互に重ねるように入れていきます。入れ終わったら、お酒を静かに注ぎ入れます。

*入れ終わったら、フタをしっかりと閉めます。


↓

Step5

日付けを書き込んだラベルを貼り、冷暗所に保管します。

*10日から2週間に1度、広口瓶をゆっくり傾けたり回したりして中身を混ぜ、糖分を均等になじませます。

↓


↓

Step6

2〜3ヶ月で熟成し、琥珀色に。梅の実は取り出さずにおく。長く漬けおくに従い、コクが深まっていきます。

*【清酒】3ヵ月もすればできあがりますが、5〜10ヵ月頃が飲み頃です。

*【本格焼酎】果肉の柔らかい梅を漬けたときは3ヶ月以上、固いもので1年以上。

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梅酒の楽しみかた

梅酒には良質のクエン酸がたくさん含まれていて、疲労回復、滋養強壮、安眠、食欲増進など、からだに優しい効果がいっぱいあります。ちょっと疲れたな、と感じた夜、寝る前のホッと一息タイムにいかがでしょう。

梅酒を楽しむ

オンザロック
グラスに大きめの氷を入れ、上から梅酒を注ぐ。
ソーダ割り
梅酒をグラスに1/3ほど入れ、ソーダを注ぎ入れる。氷やシロップ、レモン果汁を加えて、お好みの味に調整してお楽しみください。
お湯割り
グラスにお湯を注ぎ、適温になったら梅酒を注ぎ入れる。口当たりまろやかで、からだが暖まります。ハチミツを加えても。
甘味料として
甘い梅酒なら、さわやかな甘味料として使うこともできます。リンゴや桃をひたひたの梅酒で煮たてるだけで、手軽にコンポート風のお菓子のできあがり。シナモンを最後にふりかけると美味。
梅の実も
・梅酒に入れて、飲みながらいただく。
・ジャムづくりの材料に。
・ゼリーやみつまめに入れて、お菓子づくりの材料に。
 
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