名門食品館 日本珍味列島

秋田県秋田市から

お漬物


製造担当・鈴木辰美さん

群を抜くスモーキーな風味と深い美味しさ
雪国秋田伝統の製法で造られた「いぶりがっこ」

美酒王国秋田は酒のつまみ王国。そんな中で酒肴として愛されているのが、いぶりがっこ。燻製にした大根を漬け込んだ、雪国秋田ならではの名産品です。いぶりがっこは数々あれど、昔ながらの秋田伝統製法で作られた、力強いスモーキーな風味とほんのり甘い深い旨味でやみつきになる逸品をご紹介。

製造元/(株)食生活科学研究所[秋田県秋田市]


ここがすごい!

芯まで燻した段違いの風味と、発酵の力で高めた美味しさ

酒豪県秋田の郷土料理いぶりがっこ

日本酒消費量トップを争う酒豪県・秋田。そんな「日本酒大好き県」秋田で、酒の肴として愛されているのが、名産品としてもおなじみの「いぶりがっこ」。大根が収穫される秋田の11月は、雨やみぞれの日が続きます。日照時間が少ない冬、干大根が凍るのを防ぐため、漬け物にする大根を囲炉裏で燻して乾燥させていました。これをたくあんと同様に漬け込んだのが「いぶりがっこ」です。

芯まで燻した段違いの風味と、発酵の力で高めた美味しさ

食生活科学研究所の「いぶりがっこ」は、昔ながらの伝統製法で作られます。大根の旨味を逃さぬよう、収獲したての大根の頭と尻尾を切り落として天井に吊し、楢や桜の木でじっくり燻すこと3〜4日。燻した大根を、塩・米ぬか・はちみつで約2ヶ月間漬け込み、乳酸発酵させます。添加物で味を調整する漬物が多い中、伝統的な製法で作られた「いぶりがっこ」は、発酵の力で味わいを高めて行きます。また、芯までしっかり燻されているため、風味も格段に優れています。

バックグラウンド

本物の秋田の郷土食を

食生活科学研究所は、「本物の秋田の郷土料理を伝えていきたい、美味しくて安全なものを作りたい」と、秋田の郷土食を研究し、昔ながらの製法による秋田の伝統食品を製造販売しています。

making1:大根を燻す

天井に吊した大根を、じっくり燻し、甘味を引き出します。

making2:漬ける

漬け汁に約2ヵ月間漬け込み、発酵の力で美味しさを引き出します。



商品ラインナップ

*商品のお求めは日本名門酒会加盟の酒販店まで。

スモーキーな風味と深く力強い味わいがたまらない

いぶり漬大根

じっくり燻して大根の甘味を引き出し、しっかり漬けて発酵の力で味わいを高め、昔ながらの製法で作られた「いぶりがっこ」です。パリッとした食感、スモーキーで芳ばしい香り、噛みしめるほどに広がるほのかな甘味と深い旨味は、食べたらやみつきに。日本酒のやわらかで膨らみのある味わいが、いぶりがっこのスモーキーな味わいを包み込んで、深い余韻をもたらしてくれます。冷やはもちろん、燗酒や樽酒などとも相性抜群。マヨネーズ等を添えても、お楽しみいただけます。

【原材料】大根・漬け原材料(食塩・米糠・砂糖・はちみつ)

【賞味期限】製造日より6ヵ月 【保管】常温(開封前)



 
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