お酒の歳時記

2010.10

【10月のお酒】菊見酒

旧暦９月９日の「重陽の節句」は、
別名「菊の節句」とも申します。
太陽歴に換算すると今年は10月16日。
冬枯れ前に輝くように咲く菊を愛で、
破邪と長寿を願い菊酒をいただく習慣は
大和時代から江戸時代まで続いていました。
秋ならではの酒や肴の味わいとともに
深まりゆく秋をしみじみ楽しみましょう。

【Now on Season】

◆ひやおろし◆　豊穣の秋に円熟の味わいを
秋の限定酒、熟成の旨味が冴える〈ひやおろし〉もまろやかさを増してきました。バランスに優れたお酒が揃う今年の〈ひやおろし〉、味ノリしてまろやかなその味わいは、秋の味覚と合わせてお互いを高め合います。

◆お燗酒◆　お燗で楽しむ冬の旨酒
古くは重陽の節句から楽しむものとされていたお燗酒。秋も深まり夜も冷えてくる秋の盛りの晩酌にはお燗酒もおすすめです。燗にするとお酒の旨味がふっくら膨らみ、秋の味覚をますます美味しくしてくれます。

◆収穫祭◆　日本ワイン・焼酎、新酒祭り
今年実ったとれたての葡萄や芋から新酒が産声をあげました。ボジョレ・ヌーボもいいけれど、日本ワインや芋焼酎の新酒で、日本の大地の恵みに感謝して乾杯してみては。9月後半から次々と誕生していきます。

◆菊見のお酒◆　まっただ中の秋を楽しむ
旧暦9月9日重陽の節句は別名菊の節句。今年は10月16日に当たります。その昔この日には邪気を払い長寿を願い菊酒を楽しんだとか。深まりゆく秋の風情を楽しみながら、菊見酒と洒落てはいかが。

◆お月見の酒◆　10月20日は十三夜、秋らしいお酒でお月見を
十五夜は過ぎましたが、10月20日は十三夜。せっかく過ごしやすい秋の夜、冴えて美しい月を眺めながら美味しいお酒を楽しみましょう。

【featured】

◆ウチ飲み純米酒◆　ウチ飲み応援！料理を美味しくする辛口純米酒
いつもの食卓を幸せにしてくれるデイリー純米酒のシリーズができました。蔵元ごとの特徴を活かした確かな造りで嬉しいことに四合ジャスト千円。それぞれに料理を美味しくしてくれる6つの辛口純米酒です。

◆五寸瓶◆　気軽に美味しい呑み切りサイズ！
高さ約５寸（＝15cm）の可愛い小瓶シリーズ。ラインナップは蔵元を代表する選りすぐりの人気定番酒。呑み切りサイズだから、ちょっと飲みたいときに、トライアルに、セットでギフトに、とお楽しみを。

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