お酒の歳時記
 ◆手づくり酒のススメ◆ 2応用編:うまく作るためのポイント
  初めて漬けるときはドキドキの手づくり酒。
失敗しないで作るための
全般的なポイントをご紹介します。
果実の水分に注意▼
飲み頃によってお砂糖を選ぶ▼
漬けるときは砂糖控えめに▼
酸味が足りなければレモンを▼
保管は冷暗所で▼
慣れたら素材をミックス▼
手づくり酒のススメ 応用編 [ポイントイチゴ酒夏ミカン酒ビワ酒コーヒー酒]
◆果実の水分量に注意
アルコール度の低いお酒でつける場合、素材は水分の少ないものを選びます。

◆飲み頃によって、お砂糖を選ぶ
素材を取り出さないものや、つけてから3ヶ月以上して取り出すものなど、エキス分がゆっくりと抽出される場合はゆっくり溶ける氷砂糖を使用します。
つけてから1週間くらいで素材を取り出してしまうものなど、エキス分がすぐに抽出される場合は、早く溶けるグラニュー糖やシロップなどを使うとよりうまくできます。


◆つけるときは砂糖控えめ、飲むときに調整
漬ける時は砂糖を少なめにしておき、飲むときに加えて調整すると好みの甘さにできます。その際、ハチミツやメイプルシロップ、黒砂糖、黒蜜などを使うと様々な味わいが楽しめます。

◆酸味を強くしたければ、レモンを加える
輪切りにしたレモン(皮をむき白い部分を取り除いておく)を素材と一緒につけ込むとさわやかに仕上がります。
ただし素材の持ち味を消さないように。加減が分からないときは、まず素材だけをつけ込んで酒を造り、飲むときにレモン汁を加えて調整しましょう。


◆保管は冷暗所で
保管は温度変化の少ない、風通しのいい冷暗所で。冷蔵庫では熟成が進まず、自然の味を壊してしまいます。

◆慣れたら素材をミックス
慣れてきたら、いろんな素材をミックスしてつけてみるのも面白い。

応用編 [ポイントイチゴ酒夏ミカン酒ビワ酒コーヒー酒]

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