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頒布酒の紹介 |
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なでしこ酵母、つるばら酵母、アベリア酵母ーー自然の花から採取した花酵母で醸した純米吟醸を、山形、佐賀、岐阜飛騨からお届け。緑豊かな地元の水・米・人で醸された自然の恵みたっぷりのきれいなお酒を、涼しげなボトルに詰めてお届けします。 |
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なでしこの花から採った【なでしこ酵母】を使用。洋なしを思わせるフルーティな香りの中に、バランスよくふくよかな味わいの酒になります。 |
原料米 |
秋田・由利本庄産
《美山錦》 |
精米歩合 |
50% |
Alc |
15.0?15.9 |
日本酒度 |
±0?+2 |
酸度 |
1.3?1.5 |
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秋田と山形の県境に、優美な山容を見せる鳥海山(2,236m)は、別名・出羽富士、秋田富士とも呼ばれます。高山植物が咲き乱れる山頂付近にある万年雪の雪解け水は、一年中山麓周辺の田畑を潤し、人々の暮らしを支えてきました。その大いなる存在は、古くから人々の厚い信仰を受け、霊山として崇められてきました。
鳥海山を源流とする子吉川が流れる鳥海山北麓の町・由利本荘市矢島町は、平安の頃に鳥海山信仰の修行者によって開かれた町です。そこに銘酒「天寿」があります。仕込水はもちろん、秋田県でも屈指の米どころ・子吉川流域の水田で、昭和58年に蔵元と農家が協力して設立した「天寿酒米研究会」が育てた原料米《美山錦》にいたるまで、すべてが鳥海山の恵みそのものです。
花酵母の代表格ともいえる「なでしこ酵母」で仕込んだお酒は、洋梨を思わせる甘やかな香りとふくよかな味わいで、冷やかロックでお飲みください。雪解け水のように爽やかなスカイブルーの瓶に詰めてお届けいたします。 |
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【つるばら酵母】と【アベリア酵母】をブレンドして使用。【つるばら酵母】は、リンゴや洋なしを思わせる香りで、口に入れた瞬間、力強さを感じさせるお酒になります。 |
原料米 |
佐賀・久保田町産
《西海134号》 |
精米歩合 |
55% |
Alc |
15.4 |
日本酒度 |
±0 |
酸度 |
1.6 |
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幕末、肥前佐賀藩は、大隈重信、江藤新平、副島種臣などの逸材を輩出し、「薩長土肥」の言葉とともに、明治維新の原動力となりました。当時、長崎港の警備を担当していた佐賀藩主・鍋島直正公は、日本の危機を感じて、いち早く西洋の先進技術を導入。現在でいえば理化学研究所に当る「精練方」に命じて、西洋式の製鉄炉を建設し、軍事力の整備を急ぐ一方、ガラス製造の技術にも力を注ぎました。こうして誕生したのが「肥前ビードロ」として世に知られたガラス器です。
元号が明治と改まる8年前の万延元年(1860)、直正公のもとにひとつの酒が献上されました。香りの良いその酒に感銘を受けた直正公は、「年々にさかえさかえて名さえ世に香りみちたる窓乃梅が香」の和歌を蔵元の古賀文左衛門に贈りました。いうまでもなく、この和歌が「窓乃梅」の酒名の由来になりました。
お届けするお酒は、「つるばら酵母」と「アベリア酵母」で仕込みました。リンゴや洋梨のような華やかな香りで、深い旨味のある味わいです。「肥前ビードロ」を思わせる美しい瑠璃色の瓶に詰めてお届けします。 |
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【アベリア酵母】を使用。果実酒のように甘くフルーティな香りとバランスのよい味わいで、飲んだあとにキレを感じさせる味わいのお酒になります。 |
原料米 |
岐阜県産
《ひだほまれ》 |
精米歩合 |
50% |
Alc |
15.0?15.9 |
日本酒度 |
+1 |
酸度 |
1.5 |
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岐阜県の北部、飛騨地方は、東に三千メートル級の峰々が連なる北アルプス、西も千メートル以上の山々が折り重なる両白山地と、周囲を険しい山々に閉ざされた山国です。その中心地・高山市は、江戸時代の古い町並みがそのまま残った小京都。昭和8年(1933)、日本を訪れたドイツの世界的な建築家ブルーノ・タウトは、山々にまだ雪が残る飛騨高山を訪ねた印象を「これはむしろスイスか、さもなければスイスの幻想だ。」と絶賛しました。
軒が低く、どこか山小屋風にも見える高山の町並みや天を突くような大屋根の合掌造りの民家。白い雪と、黒い家々のコントラストがタウトを感動させたのでしょう。冬は、雪に埋もれる寒冷な気候、山林が多く狭い耕地。漬物や味噌など保存性のよい食品や、ヒエ・アワ等の雑穀、木の実の加工食品など飛騨の食文化も独特です。
その影響を受け、飛騨の酒は濃醇辛口という独特の個性を持っています。その代表格が「久寿玉」です。蔵元が初めて「アベリア酵母」で造った純米吟醸酒は、甘くフルーティな香りで、重厚な味わいながら、キレのよい爽快さが魅力です。高山の町並みのような重厚なダークグリーン色の瓶に詰めてお届けします。 |
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