ここがすごい!
伊達政宗が育てた仙台味噌
関西の白味噌に対して赤味噌の代表格が、仙台味噌です。その名を高めた第一の功労者は藩主・伊達政宗公。味噌は命を救う備蓄品・戦時食でもあり、「四季を通じて変質しない味噌を」と、青葉城内の「御塩噌蔵(おえんそぐら)」で醸造したのが始まりだと言われています。豊臣秀吉の朝鮮出兵の折り、諸国の大名が持ち寄った味噌の中で、唯一変質しなかった味噌として、その実力は証明され、一躍名声を高めました。

正宗公以来の伝統の味わいを楽しめる
その伝統の「仙台味噌」の醍醐味を『蔵出し本場仙台味噌』では楽しめます。近代化した工場で製造されるようになった今でも、政宗公の昔から伝わる原料配合や伝統製法は変わりません。
原料は良質の大豆と宮城県産の米から造られる米麹、塩。一粒ずつ選別した大豆を圧力釜でじっくり蒸し上げて旨味を引き出し、米麹・塩と合わせ、発酵蔵で静かに発酵・熟成させ、つややかな赤色をした仙台味噌となります。
コクと深みあるすっきりした辛口の美味しさ
じっくり熟成させた味噌は艶のある赤色をして、香り高く、米麹の甘さがほどよいすっきりした美味しさ。塩分がやや多い辛口タイプながらも塩慣れし、大豆由来のコクと長期熟成による深みのある味わいが魅力です。
バックグラウンド
真面目に正直に仙台伝統の味わいを守り続ける
醸造元は仙台味噌400年の歴史を継ぐ仙台市内の味噌・醤油の醸造元が統合し、大正8年(1919年)に創業しました。戦中・戦後の配給統制時代にも、可能な限り伝統の天然醸造を守り抜き、ごまかしのない本物だけをめざす姿勢は"バカ真面目の味噌屋"として愛されました。現在、自然豊かで地下水に恵まれた大崎市松山の設備の整った「わさび沢工場」で、仙台味噌のほんものの味を守り続けています。
*商品のお求めは日本名門酒会加盟の酒販店まで。