◆足摺岬沖で一本釣りされる旬の宗田鰹の美味しさを

宗田節の故郷、土佐清水

四国最南端、太平洋に突き出した足摺岬の沖合は、黒潮流れる鰹や鯖の豊かな漁場。そこで獲れた魚介が水揚げされる土佐清水市は、土佐名物「鰹のタタキ」の発祥の地とも言われています。そしてこの地の最大の名物は、市の魚にもなっているメジカこと宗田鰹（ソウダガツオ）。蕎麦つゆなど和風出汁には欠かせない「宗田節」の原料です。旨味が多い豊かな風味は日本人好みで、馴染みのある味になっています。

宗田鰹の美味しさを広げる「姫かつお」

宗田鰹は新鮮な状態でしか加工することができず、土佐清水産の宗田鰹のほとんどは、宗田節として加工されていました。土佐食ではこの宗太鰹の美味しさを、手軽に食べられるように珍味として加工し、「姫かつお」としてブランド化しました。旨味たっぷりで小ぶりな珍味は、お酒の肴として人気に。

徹底した鮮度管理

土佐食が使う宗田鰹は、足摺岬沖で獲れる5〜6月の脂ののった時期のものだけ。それも魚の傷みが少ない昔ながらの一本釣り漁法で釣り上げ、釣り上げてすぐに冷水処理できる冷蔵設備を完備した船のものだけ。と、産地ならではの鮮度と品質にこだわり抜いた鰹を使用しています。

四国最南端、黒潮の恵み受ける土佐清水市。ここに水揚げされる宗太鰹は全国の7〜8割のシェアを誇ります。この宗田鰹の鰹節以外の商品開発を目指し、H2年には「姫かつお」ブランドの新商品開発と生産組合を設立、H5年に土佐清水市を加えた第3セクター方式で会社が設立されました。以来、一本釣りされた新鮮な宗田鰹から数々の美味しい商品を作り出しています。