暑さに疲れた体には、50〜60度のぬるめのお湯で割る「ゆる割り」を。〈夏のぬる燗〉と一緒ですが、体温に近い温度の「ゆる割り」は、弱った身体に負担をかけません。短時間で血流がよくなるため、消化作用も高まり、胃にも優しい飲み方です。
通常の80℃〜90℃のお湯で割るお湯割りと比べると
・圧倒的にマイルドなバランス
・やさしく、カドのとれた旨味
・猫舌の方もストレスなく口中に運べる
など、焼酎・泡盛の風味も崩れず、優しい味わいを楽しめます。
簡単!ゆる割りの作り方

60℃のお湯4に対して6の焼酎を注ぐと……→

約40℃のゆる割りのできあがり
55〜60度のお湯を適量グラスに注いだあとに、適量の焼酎・泡盛を注ぎます。焼酎と約60℃のお湯を6:4の"ロクヨン"で割ったとき、飲用温度は約40度。清酒の人肌燗と同様で体温に近い状態のお湯割りとなります。
*60度のお湯:最近のポットには赤ちゃんのミルク用に60度という保温設定があるので、これを活用すると手軽に「ゆる割り」が楽しめます。
おすすめの酒
アルコール度数20〜30度の本格焼酎・泡盛。いろんな原料のものでお楽しみを。