きそじ
江戸期に江戸と京を結んだ中山道。その道中でもっとも険しい山道が続く木曽路の、最も標高の高い鳥居峠(1,197m)を越した薮原の宿場に、創業以来370年近くの歴史を刻む蔵元はあります。蔵のある標高も933mと全国で屈指。真冬には氷点下まで下がる雑菌の活性が低い環境で、木曽川の源流の清らかで豊かな水を仕込水に、木曽の自然の恵みを映した透明感のある石清水のような銘酒を生み出しています。