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「日本の酒文化・食文化を世界に向けて情報発信」というテーマのもと、オープン以来、月に1回の外国人だけのお酒の会を催してもいる。 |
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(写真左)高い天井を利用した中二階にある掘りごたつ式のお座敷席。(写真右)個室もある。一人でも宴会でも、いろんな目的・形態で楽しめる。
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この料理ならやっぱり日本酒が合う、これなら焼酎、あ、どちらでもいける等々、料理主導でお酒を選ぶのも、お酒主導で料理を選ぶのも、どちらもいける。
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飲める名門酒
経営に参画している9蔵元ーー浦霞、大山・開華・久寿玉・春鹿・白嶺/酒呑童子・嘉美心・司牡丹・西の関ーーのお酒約30アイテムを楽しめる。それぞれ蔵元の特色が生きたセレクション。本醸造・純米酒から吟醸、大吟醸まで、米米酒や発泡性のお酒などもある。加えて、初しぼり・夏の生酒・秋のひやおろしなど季節ごとに入れ替わる限定酒も。 |
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数々の国際会議やイベントが開催される有楽町の東京国際フォーラム、その開放的な空間の一角に地酒のダイニング・バー「宝」がある。名門酒蔵元9蔵が経営に参画している合同のアンテナ・ショップだ。「蔵元に最も近い地酒ダイニング・バー」をコンセプトに、2003年にオープンした。
◆ゆったり飲める解放空間
天井の高さを生かした洒落た空間構成の店内では、カウンター席で一人喉を潤している人もいれば、テーブル席や個室ではカップルや丸の内や海外からのビジネスマンがゆったりと会話とお酒を楽しみ、中二階の座敷スペースでグループがしとやかに盛り上がっていたり。
飲める名門酒は9蔵元ーー浦霞、大山・開華・久寿玉・春鹿・白嶺/酒呑童子・嘉美心・司牡丹・西の関ーーのお酒約30種。発泡性の日本酒から大吟醸酒、そして季節折々の限定酒まで、各蔵元の個性が出たアイテムがチョイスされている。
◆バラエティ豊かな酒と食
蔵元ショップとはいえ日本酒だけでなく「料理とお酒のマッチングをいろいろ楽しんで欲しい」と、焼酎・泡盛・ワイン・ビール・梅酒などもそれぞれ10?20アイテム揃って大充実。合わせる料理は上品な盛りつけの創作和風料理やお酒にぴったりの珍味。酒のバラエティに合わせて、こちらもバリエーション豊か。かつバランスのとれた構成で、落としどころがうまい。
◆地酒の良さがわかる蔵元ご当地フェア
とりわけ酒食の楽しみを倍増させてくれるのは、折々に提案されているフェアや企画モノ。05年の秋からは、各蔵元の地元の食材とお酒を合わせ、地酒そのものの良さを楽しめる地域フェアを展開し始めた。西の関なら大分、浦霞なら塩釜、司牡丹なら高知と、9蔵それぞれのご当地ならではの珍しい酒肴をつまみながらお酒を楽しめて、地酒ならではの楽しみを満喫できる上、ちょっとした旅気分も味わえる。
洒落たインテリアのゆったりした空間、見た目も味も良い料理、そして確かな地酒の数々ーーその間を泳ぎながら個々が好きなように楽しめばよく、誰を連れてきても、プライベートから接待まで、どんな形でも安心して楽しめるはず。
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