米鶴 Yonetsuru◆

 2004年は、山形県が全国新酒鑑評会の金賞受賞数で全国トップに立つという記念の年となりました。蔵元の数が他県と比べて著しく多いわけでもない中での全国トップですので、大変うれしく思っております。

 技術的な面で、山形県の蔵元にとっては長年の目標であり、それをクリアできた感慨深い1年でありました。これからは、技術的な面のみならず、市場で「日本酒の名産地No.1“山形”」の評価を得ることが目標になります。

 米鶴酒造でも、全国新酒鑑評会で金賞を受賞するためのノウハウを市販酒に反映するべく、設備投資を行いました。技術者の経験と勘に頼るところが多かった原料米の浸漬に関して、目標とする水分を安定して吸収させるために、大量の米の重さを一度に計測できるロードセルを導入しました。これにより、更なる品質の安定が見込めます。

 毎年少しずつですが、着実に進化することがお客様への恩返しと考えています。

 今年も米鶴は、お客様に酒のおいしさ、安心、満足、うるおいを提供するためにがんばります。

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