大山 Ohyama◆
 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

日本経済の先行きが見えない中、日本全国空前の乙焼酎ブームが続き、日本酒業界もかつてない苦戦を強いられておりますが、そろそろそのブームも落ち着きを見せ始めた感があります。
 このような厳しい状況の時こそ、品質のさらなる向上に向かって前進しなければと、日夜奮闘致しております。

 歴史は繰り返すと申しますが、昭和初期の大不況の時にも、業界の絶大なる努力により、いわゆる酒造りの三大革命が実現し、伝統的かつ近代的な酒造りの方法が確立したのであります。

 さて、「新大山」も今年は革新四年目の挑戦となります。すでに「初しぼり新酒」において挑戦は始まっておりますが、今後、酒母は速醸を主体にし、「晩酌においても旨い酒」「料理とよく合う日本酒」、「さらなる奥深き調和・落ち着きと優雅さ」を目指し、「確固たる定番としての地位」を獲得させていただくよう努力させていただきます。

 本年も倍旧のご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

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