お酒の歳時記

2012.07

◆東北の祭酒 2012◆ 東北復興応援!

8月を迎えたら東北は祭りの季節です。
1本につき50円が義援金となる東北復興応援企画、
「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕祭り」にちなんだ祭酒をご紹介。


一部の商品は日本酒天国.comでもお求めいただけます。

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七夕からお盆の頃にかけて、日本各地では夏祭りが次々と開催されます。「東北の魂を震い立たせ、 この試練の時を乗り越えるために」をスローガンに5月に開催された『東北六魂祭』。そこに集結した東北六代祭りも、旧暦七夕の8月初旬がいよいよ本番です。その中から東北三大祭りと言われる「青森 ねぶた祭」「秋田 竿燈まつり」「仙台 七夕祭り」にちなんだお酒をご紹介。

7月7日というと牽牛織女の天の川伝説を思い浮かべますが、日本では同時に、祖霊に豊作を祈るお盆行事の一環としての性格も合わせ持ち、それが各地の夏祭りの風景ともなっています。瑞穂の国のお祭りには、お米から作った酒はつきもの。祭りの熱気に満ちた現地で、あるいはかつて訪れた祭りの風景や遠い故郷を懐かしみながら、お楽しみください。

東北復興応援として、ここでご紹介するお酒は1本につき50円が義援金として日本赤十字社に寄付されます。

八鶴「特別純米酒 青森祭りラベル」特別純米[青森]

「青森 ねぶた祭」について

「ねぶり」「ねぶた」という川や海に厄を流す旧暦七夕の風習は各地に点在するようですが、今やねぶたといえば青森のねぶた。県内各地では大小様々なねぶた祭が行われます。特に青森市のねぶた祭は、武者や神仏を象った大灯籠の夏の夜を焦がす極彩色のきらめきと、らっせーらっせーとハネトが激しく跳ね踊るエネルギッシュさで人気。毎年300万人の観光客を集めます。今年は22台の大灯籠が青森市の目抜き通りに出陣します。

八鶴「特別純米酒 青森祭りラベル」について

  • 【原料米】青森県産《華吹雪》
  • 【精米歩合】60%
  • 【アルコール度数】15.0〜15.9
  • 【日本酒度】+3
  • 【酸度】1.5

【税込参考価格】720ml・1,600円


新政「特別純米酒 竿燈ラベル」特別純米[秋田]

「秋田 竿燈まつり」について

長竿にいくつもの提灯を連ねた「竿燈」が幻想的な光景を描き出す、秋田の竿燈まつり。竿燈の形を稲穂に、提灯を米俵に見立てて、五穀豊穣を祈りかつぎます。大人がかつぐ「大宮」には46個もの提灯が下げられ、その重さは約50kg。提灯の明かりはすべて蝋燭。これを笛太鼓のお囃子にのせて、達人達が肩や掌、額、腰などに乗せてバランスをとる妙技も競われます。日が暮れて大通りに集まってきた約250本もの竿燈が真夏の夜空を埋め尽くす様はまさに圧巻。

新政「特別純米酒 竿燈ラベル」について

  • 【原料米】秋田県産《美山錦》《吟の精》
  • 【精米歩合】60%
  • 【アルコール度数】15.0〜15.9
  • 【日本酒度】+2
  • 【酸度】1.5

【税込参考価格】720ml・1,430円


一ノ蔵「特別純米 辛口 七夕ラベル」特別純米[宮城]

「仙台 七夕祭り」について

色とりどりの和紙で作られたくす玉と吹き流しの巨大七夕飾りが街を彩る仙台の七夕祭り。10mもある大きな竹に5つの吹き流しを吊したゴージャスな七夕飾りは、商店街ごとにその美しさや豪華さが競われ、優秀なものには賞も与えられるとか。伊達政宗公の頃より家々で飾られていた笹飾りですが、昭和初期に不景気を吹き飛ばそうと仙台商人達が町をあげて豪華な飾りを作り、その美しさを競う中で今日のような形になったといいます。幾重にも重なる七夕飾りが涼やかに風にたなびき、城下町仙台に夢のような夏景色を作り出します。

一ノ蔵「特別純米 辛口 七夕ラベル」について

  • 【原料米】宮城県産《ササニシキ》《蔵の華》
  • 【精米歩合】55%
  • 【アルコール度数】15.0〜15.9
  • 【日本酒度】+1〜+3
  • 【酸度】1.3〜1.5

【税込参考価格】720ml・1,365円


 
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