うらかすみ   じゅんまいぎんじょう なんばー12
浦霞
純米吟醸 No.12
(宮城県塩竈市)

浦霞 - (株)佐浦

発祥蔵による「12号酵母」の新時代の味わい。すっきりとしたキレよい味わいの純米吟醸

吟醸造りの歴史に名を刻む「浦霞」蔵元。不世出の名杜氏である平野佐五郎氏が造る吟醸酒、その吟醸醪から分離された酵母は「きょうかい12号酵母」として登録され、しかしわずか11年で表舞台からは姿を消しました。この「12号酵母」を用い、発祥蔵の矜恃をもって、令和の今に合う形に仕上げたのが、このお酒です。
宮城県産酒造好適米《蔵の華》を55%まで磨き、丹念な管理で低温長期醗酵させ、丁寧に醸しました。マスカットや青リンゴのような爽やかで穏やかな香り、口当たりやわらかで、心地よい酸味で味に張りがあり、すっきりとしたキレよい味わい。幅広い料理と合わせてお楽しみいただけます。

造り 純米吟醸

[分析値]
アルコール度数 15.0〜15.9
日本酒度 +2.0〜+3.0
酸度 1.5〜1.7
アミノ酸度 1.0〜1.1
使用米 蔵の華(宮城)
精米歩合(掛米・麹米) 55%・55%
酵母 きょうかい12号
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※2023年3月1日に価格改定しました。

容量 1800ml 720ml
税込価格 3,465 円 1,848 円
本体価格 3,150 円 1,680 円

12号酵母物語 戦後まもなく、不世出の名杜氏・平野佐五郎氏と、甥で後の後継者となる平野重一氏の造る「浦霞」の吟醸酒は、全国新酒鑑評会では昭和27年の酒席入賞を皮切りに、毎年の上位入賞。昭和41年、その吟醸醪から酵母が分離されて「平野酵母」と呼ばれ、昭和60年に「きょうかい12号酵母」として登録されます。しかし、香り高い優秀な酵母ではあったものの、より華やかな香りを出す酵母の出現や、淡麗酒が主流となった中でやや強い酸を持つお酒となること、その特性を活かすのに麹や酒母の造りに高い技術力を要したことなどから、わずか11年で吟醸造りの表舞台から姿を消すことになりました。発祥蔵である蔵元では、この「きょうかい12号酵母」を使用した酒造りに取り組み、令和の今にふさわしい香味で復活させました。

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