つきのかつら じゅんまいしゅ
月の桂 純米酒
［京都府京都市伏見区］
京都ならではの復活栽培米と酵母で醸す、上品な香味の純米酒
1.8Lコース 720mlコース
R2BY 瓶貯蔵新酒
増田德兵衞社長（左）と渡部智杜氏（右）
蔵元について 古都・京都の南、伏見は兵庫県の灘（神戸市）に次ぐ、国内第二の酒どころ。数々の蔵元が甍を競う辺りから外れた旧・鳥羽街道沿いの静かな街並みに「月の桂」の蔵元があります。蔵元の裏手を流れる鴨川の伏流水が仕込み水となっています。伏見でも最も古いこの蔵元は、江戸期、公家衆の中宿を務めていました。「かげ清き月の嘉都良に川水を 夜々汲みて世々に栄えむ」と詠んだ姉小路有長卿の和歌に酒銘はちなみ、戦後、初めて「にごり酒」や「長期貯蔵酒」に取り組んだことでも知られる蔵元です。
お酒について 原料米の京都《旭》は、明治41年に京都市伏見区に隣接する乙訓郡向日町（向日市）の山本新次郎氏が開発した大粒の稲です。昭和10年代には"西の「旭」東の「亀の尾」"と並び称され、西日本各地にその系統の品種が広がりました。岡山県が主産地で、寿司には最高の米と言われる《朝日》も《旭》からの派生品種と言われています。その《旭》を地元伏見の農家とともに復活させて醸した純米の新酒をお届けします。使用する酵母も京都で新しく生まれた「京の恋」。京都らしい均整のとれた上品な香味でたおやかな味わいを目指します。
- 【予定値】
- 原料米／旭4号（京都府）
- 精米歩合／65%
- 酵母／京の恋（京都酵母）
- アルコール度／16度
- 日本酒度／+1.0
- 酸度／1.8
- アミノ酸度／-
- 杜氏／渡部 智（社員杜氏）