日本名門酒会

2019夏の頒布会 純米吟醸 夏巡礼


第2回
7月

おおやま じゅんまいぎんじょう

大山 純米吟醸《山形酵母&山形NF-KA酵母 仕込み》

[山形県鶴岡市]


ほどよい香りと甘やかさ、香味バランスのよい山形流純米吟醸酒

720ml
720ml 瓶貯蔵

  • 酵母/山形酵母と山形NF-KA酵母
  • 原料米/出羽燦々(山形)
  • 精米歩合/55%
  • 仕込水/月山の伏流水
  • アルコール度/15度
  • 日本酒度/+2
  • 酸度/2.0〜2.1
  • アミノ酸度/1.0〜1.1
  • 杜氏/志田 潔(山形杜氏)

酵母の物語 その3:「山形KA酵母」とつくり手の育成

秋田県に続いて長野県が香り高い酵母開発で話題になりましたが、吟醸づくりの技術は酵母開発だけでなく、つくり手の育成へと移行しました。そこで頭角を現したのが山形県でした。昭和61年の全国新酒鑑評会では金賞受賞蔵がなかった山形県では、県をあげてのプロジェクトが立ち上がり、山形県工業技術センターで洋ナシやバナナ様の香りで上品な味わいの「山形KA酵母」を開発し、同時に若いつくり手たちの育成も開始。その成果はたちまち現れ、全国新酒鑑評会で平成3年に16蔵が、平成16年には24蔵が金賞を受賞し日本一に。平成20年には完熟リンゴ様の香りをつくり「山形酵母」も誕生しました。

お届けするお酒について:「山形NF-KA酵母」と「山形酵母」を使用

「山形KA酵母」を改良した穏やかな洋ナシ様の香りの「山形NF-KA酵母」と、華やかな完熟リンゴ様の香りの「山形酵母」を組み合わせて醸した純米吟醸酒。ほどよい香りと甘やかさ、香味のバランスがよく、ほろ苦さが後味を引き締める、山形流の吟醸酒の魅力をお楽しみいただけます。少し冷やすか、そのまま常温がおすすめです。


蔵元について 創業/明治5年(1872年) 
出羽三山をのぞみ、実り豊かな穀倉地帯・庄内平野の西潟に位置する鶴岡市大山地区は、かつて「東の灘」と称された酒どころです。江戸時代初期から銘酒の山地となり、北前船の繁栄とともに「大山酒」の名は、遠く山陰や北海道にまで轟いていました。『大山』は名の通り、この大山酒を代表するお酒です。


醸造元/加藤嘉八郎酒造(株)

*頒布会のお申し込みは日本名門酒会加盟の酒販店まで*