日本名門酒会

2019夏の頒布会 純米吟醸 夏巡礼


第1回
6月

わかたけ じゅんまいぎんじょう《しずおかこうぼ New-5 しこみ》

若竹 純米吟醸 《静岡酵母NEW-5 仕込み》

[静岡県三島市]


上品な吟醸香、すっきりした辛口の味わいの静岡型純米吟醸酒

720ml
720ml 瓶貯蔵

  • 酵母/静岡酵母 New-5
  • 原料米/吟ぎんが(岩手)・あいちのかおり(静岡)
  • 精米歩合/55%
  • 仕込水/大井川水系の伏流水
  • アルコール度/16度
  • 日本酒度/+1〜+4
  • 酸度/1.2〜1.5
  • アミノ酸度/1.2〜1.4
  • 杜氏/日比野 哲(南部杜氏)

酵母の物語 その1:県単位の酵母開発に先鞭をつけた「静岡酵母 HD-1」

各県単位で始まった酵母開発に先鞭をつけたのは静岡県でした。静岡県工業技術研究所で誕生した「静岡酵母 HD-1」の登場によって、静岡県は昭和61年の全国新酒鑑評会において、21蔵の出品で17蔵が入賞。そのうち10蔵が金賞を受賞し、全国的にはほとんど無名であった静岡の日本酒が、一躍注目を集めました。この酵母による吟醸酒は、昭和の吟醸酒らしいバナナやメロンのような香りで、酸味の少ない辛口の味わいでした。その後、改良や新たな分離によって、現在の静岡酵母は7種類のバリエーションがあります。

お届けするお酒について:「静岡酵母 HD-1」を改良した「静岡酵母 New-5」使用

「静岡酵母 HD-1」よりも酸の生成を減らし、純米吟醸に適するように改良された酵母「静岡酵母 New-5」を使用した純米吟醸酒をお届けします。上品な香りで、控えめな甘味のすっきりとした味わいは、食中酒としても最適な静岡型吟醸酒の特徴です。少し冷やしてお召し上がりください。


蔵元について 創業/天保3年(1832年) 
静岡県のほぼ中央、緑豊かな茶畑と大井川が織りなす自然に恵まれた宿場町に「若竹」蔵元はあります。「麹は手をかけ、五感で感じて造りたい」との思いから、レギュラー酒から大吟醸まで、全量同じ10kg盛の麹箱を仕様。飲んで本当に美味しいお酒を目指し、個性輝く地酒造りをすべく日々努力を重ねています。


醸造元/(株)大村屋酒造場

*頒布会のお申し込みは日本名門酒会加盟の酒販店まで*