日本名門酒会 蔵元紹介

蔵の概要

環境

環境

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魚津市は富山県東部に位置し、前後に日本海富山湾、立山連峰を配した風光明媚な土地です。魚津の沖に浮かぶ幻想的な蜃気楼、また甘エビ、ホタルイカなどの豊かな海の幸が揚がる日本海、立山連峰はその良質な伏流水で市内を潤します。春は新緑の息づかいに、夏は清々しく青い空、秋は紅葉の鮮やかさに、冬は一晩で腰程も雪が積もります。こうした四季折々の趣が「北洋」を育んできたのです。


歴史

歴史

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中世以降、武士団の関東勢力と関西勢力の分岐点として事あるごとに両者の抗争の場となっていました。江戸時代は前田氏の支配となりますが藩政の確立に努め、農業生産力の回復、鉱山の開発、商工業の振興が積極的に行われ、特に今でも盛んな売薬は、領民の生活を豊かにするため奨励したものです。その後も売薬と米の県外移出によって栄え、また全国有数の電源地帯にもなっています。「北洋」は良質の県産米と立山連峰の伏流水をもとに大正14年に創業しています。


造り

造り

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仕込水は立山連峰に源を発する片見川水系の伏流水(軟水)を使用、原料米は富山県産の五百万石と兵庫県産の山田錦を主にし、蔵内の平均精米歩合は61.4%となっています。静かな性格の酒、身構えることなく口に運べて精神的なストレスも重さも残さない、そんな酒を目標にしています。機械は労力を生かすものであり、手造りの部分は知恵を生かすものだとし、麹や酵母がより良い状態で能力を発揮できる状況を作ることが仕事と考えています。


味わい&合う料理

食

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恵まれた四季折々の海の幸に合う味わいのお酒です。新鮮な香りと味の吟醸酒と、しっかりとした味わいの純米酒。どのお酒も時代を超えて人々に親しまれ飽きのこない伝統を守っています。

蔵元おすすめ酒に合う地元のうまいもん

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