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お酒の歳時記

記念酒

安寧祈念酒

令和元年新米仕込み 大嘗祭記念 限定新酒

「安寧祈念酒」

「即位の礼」など御代替わりに関連する大きな行事が続いた令和元年の秋。その皇位継承儀式のクライマックスを飾るのが11月14日、15日に執り行われた「大嘗祭」です。毎年秋に、天皇陛下が新穀を神々に捧げ、収穫に感謝して、神々と共にこれを食し、国とすべての国民の安寧を祈る「新嘗祭」が行われていますが、即位後初めて行う新嘗祭 のことを「大嘗祭」といい、天皇一代に一度の大祭となります。

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「瑞穂の国」とも呼ばれる日本で歴史的に最も重要な農作物といえば「稲」です。稲作にまつわる農耕儀礼は全国民的に重要なもので、日本各地で行われる季節ごとの祭りの多くが、豊かな稲の実りを神々に祈り感謝するものであり、その祭りには必ずといっていいほど酒が供えられます。

例年、勤労感謝の日の前後、11月22日から24日にかけて行われる「新嘗祭(にいなめさい)」は、天皇陛下が祖神を始め八百万の神々とともにこれを食し、収穫への感謝と国と国民の安寧を祈る宮中祭祀です。日本独自の収穫祭とも言えるこの祭祀は全国の神社でも秋の大祭となっています。

新天皇が即位される年の「新嘗祭」は「大嘗祭」と呼ばれ、天皇一代で一度限りの大祭となります。飛鳥時代から千三百年近く続く天皇位継承儀式で天武天皇の頃に国家祭祀として整備されました。歴史上、「大嘗祭」が行われなかった時期もあったようですが、大嘗祭を行わなかった天皇は「半帝」と呼ばれるほど、重要な儀式とされてきました。

この「大嘗祭」のために、皇居東御苑に「大嘗宮」が建てられ、5月には古式に則り亀の甲羅を焼いて占い、東日本・西日本それぞれ1ヶ所ずつの斎田が選ばれ、植えられた稲穂が神々に捧げられます。今回は東の「悠紀」地方に栃木県が、西の「主基」地方に京都府が選ばれ、それぞれの斎田で収穫された米が10月15日に大嘗宮に納められました。

戦前にはこの斎田の米で醸した「白酒」「黒酒」という2酒類の古い形態の日本酒が、山海の産物とともに供えられていました。戦後は、滋賀県の『旭日』の蔵元が新たに建てた専用の仕込み蔵で「白酒」「黒酒」を醸し、宮中に納めることが慣例になっています。

稲作文化とも深い関わりを持つ数十年に一度の儀式に思いを馳せながら、令和元年を祝い、ご家族や友人の安寧を祈り、スペシャルなお酒で乾杯してはいかがでしょうか。

ラインアップ

大嘗祭記念新酒「安寧祈念酒」

令和元年を祝うにふさわしい、スペシャルな新酒が搾りあがりました

天皇陛下ご即位の儀式のクライマックスである「大嘗祭」に合わせ、この秋に収穫された新米で醸した新酒が3蔵元から限定発売されます。いずれも米づくりにも力を入れてきた蔵元で、このお酒のために育てたお米から造られる限定酒。搾りあがったお酒はどれもが、"蔵元も胸を張る傑作"と呼べる仕上がりになりました。令和元年の記念酒として、ご家族の安寧を祈るお酒として、贈り物にもおすすめです。

*価格は東京都内の標準小売価格です。地域、配送方法によって異なる場合があります。

*商品のお求めは日本名門酒会加盟の酒販店まで

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よねつる じゅんまいだいぎんじょう あんねいきねんしゅ

米鶴 純米大吟醸 安寧祈念酒

[山形県東置賜郡高畠町新宿]

よねつる

参考本体価格(10%税込)
720ml・2,036円
(税込2,240円)

*蔵元出荷:11月6日
*数量限定:1,800本

蔵人にして米作りのスペシャリストが育てた《雪女神》を使用した純米大吟醸

『米鶴』の蔵人であり高畠町酒米研究会の中心メンバーでもある米づくりのスペシャリスト志賀良弘さんが育てた《雪女神》を使用した令和最初の純米大吟醸新酒。

試飲コメント躍動感と軽快さ備わる

完熟リンゴ様の上品な香りとキャンディやフローラル系の濃密で甘やかな香り。躍動感のあるほどよい酸味が軽快さと新酒らしさを感じさせます。

造り
純米大吟醸(令和1BY)
原料米
雪女神(山形県高畠産)
精米歩合
50%
使用酵母
きょうかい701号
Alc.
15度
日本酒度
-1.5
酸度
1.5
アミノ酸度
1.2
その他
火入れ法/熱酒瓶詰、火入れ回数/1回
貯蔵容器/瓶貯蔵
杜氏
須貝 智

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「お田植え祭り」

志賀良弘さん

蔵元について

『米鶴』の酒銘は、実るほどに頭を垂れる稲穂と、地元山形県置賜地方に伝わる民話「鶴の恩返し」にちなんで名付けられ、「感謝の気持ちを伝える、真心のこもった酒でありたい」という思いが込められています。その名の通り、蔵元は米づくりにも力を注いできました。昭和58年には地元農家や蔵人を中心に「高畠町酒米研究会」を立ち上げ、平成5年には《亀の尾》を改良した《亀粋(きっすい)》を日本酒の蔵元としては初めて品種登録。蔵元では、隣接する自社の田んぼで毎年、お田植え祭りも行っています。

使用するお米について

『米鶴』の「安寧祈念酒」になるのは、山形県で開発された新しい酒造好適米《雪女神》。《山田錦》に匹敵する醸造特製を、と吟醸酒・大吟醸酒用に開発された、成長の早い品種です。5月21日、皇居で天皇陛下が田植えをされた翌日に、この《雪女神》の田植えが行われました。田植えの舞台となったのは、蔵元の醸造課長で米づくりのスペシャリストでもある志賀良弘さんの田んぼ。志賀さんは昨年の山形県優良酒米コンテストにおいて、この田んぼで栽培した《雪女神》で最高評価の県知事賞を受賞しています。


わかえびす じゅんまいだいぎんじょう あんねいきねんしゅ

若戎 純米大吟醸 安寧祈念酒

[三重県伊賀市阿保]

720ml

参考本体価格(10%税込)
720ml・2,350円
(税込2,585円)

*蔵元出荷:11月6日
*数量限定:396本

伊勢神宮のお膝元・三重県の蔵元が南伊勢町で栽培された《神の穂》で醸す純米大吟醸

伊勢神宮のお膝元・三重県にある『若戎』蔵元の、三重県開発の《神の穂》を使用した純米大吟醸。《神の穂》は南伊勢町と皇學館大学の共同プロジェクトで栽培し、皇學館大学の神官を目指す学生とともにお祓い・田植・収穫を行いました。

試飲コメント クリアな吟醸香際立つ

柑橘系のクリアな吟醸香や若々しい新酒特有の香り。口中では柑橘系ピール様のほろ苦さも感じながら、まとまるのある味わいを楽しめます。

造り
純米大吟醸(令和1BY)
原料米
神の穂(三重県伊勢産)
精米歩合
50%
使用酵母
三重酵母
Alc.
15度
日本酒度
+2.6
酸度
1.4
アミノ酸度
1.0
その他
火入れ法/熱酒瓶詰、火入れ回数/1回
貯蔵容器/瓶貯蔵
杜氏
高松 誠吾

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▲「お田植え祭り」神事の様子


▲《神の穂》が植えられた南伊勢待ち道行竈の田んぼ

蔵元について

『若戎』蔵元の先々代社長で5代目当主の重藤久一氏は、三重県の《山田錦》栽培の立て役者でもあります。昭和61年、途絶えていた三重県での《山田錦》の復活に向けて活動を開始。地元の篤農家を訪ねて賛同者を募り、当時行く手を阻んだ「食糧管理法」による障害を農林水産省と直談判して乗り越え、同意を勝ち取ったのちは《三重山田錦》を独り占めせず、農家と蔵元による協議会を設立し、平等な分配ルールなどを決め、その普及に尽力されました。

使用するお米について

そんな歴史を負う『若戎』の「安寧祈念酒」になるお米は《神の穂》。三重県農業研究所伊賀農業研究室で開発され、「神の田でとれた美味しい酒米」の意味を込めて命名され、2010年に品種登録された三重県初の酒造好適米です。その栽培地は、約800年前に平家の子孫が移り住み切り拓いたとされる、南伊勢町「竈方(かまがた)」地区の一角、人口38人の限界集落「道行竈(みちゆくがま)」。"竈方の誇りと文化を伝承する"ため、町と皇學館大学の神官を目指す学生とともに取り組んだ「南伊勢崎地域連携日本酒プロジェクト」の一環として、『若戎』が酒造りを担当しました。元号が令和に変わる平成最後の4月27日に「お田植え祭り」が行われ、神事のあと《神の穂》の田植えが行われました。


ごきょう じゅんまいぎんじょう あんねいきねんしゅ

五橋 純米吟醸 安寧祈念酒

[山口県岩国市中津町]

720ml

参考本体価格(10%税込)
720ml・1,800円
(税込1,980円)

*蔵元出荷:11月13日
*数量限定:1,400本

平成の御代替わりに伊勢神宮で発見された、《イセヒカリ》で醸す純米大吟醸

平成元年に伊勢神宮で発見された《イセヒカリ》を自社田「五橋農纏」で栽培して使用した純米吟醸新酒。より香りを出すために、あえて精米歩合55%とし、1000kgの仕込で醸しました。

試飲コメント 9号系ですいすい飲める

(仲間杜氏=談)9号酵母で醸しているので、香りは穏やかです。《イセヒカリ》が硬質米だからか、夏の天気の影響なのか、醪のキレもよく酵母にストレスなく搾りまで進みました。これによりアミノ酸の少ない、すっきりとしたすいすい飲めるお酒に仕上がりました。

造り
純米吟醸(令和1BY)
原料米
イセヒカリ(山口県伊陸産)
精米歩合
55%
使用酵母
きょうかい901
Alc.
15度
日本酒度
-1.5
酸度
2.1
アミノ酸度
1.2
その他
火入れ法/熱酒瓶詰、火入れ回数/1回
貯蔵容器/瓶貯蔵
杜氏
仲間 史彦

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「お田植え祭り」

田植えをする仲間杜氏

蔵元について

山口県岩国市にある『五橋』蔵元は、平成8年に隣街・柳井市伊陸の篤農家のグループ「トラタン村」と《山田錦》の契約栽培を開始しました。それを契機に、精米所もトラタン村の田んぼの傍らに移設。現在、トラタン村では《山田錦》だけでなく《日本晴》や《イセヒカリ》の栽培も行われています。また、蔵元は近年、農業法人「五橋農纏(ごきょうのうてん)」も立ち上げました。

使用するお米について

今回の「安寧祈念酒」で使用するお米は《イセヒカリ》。《イセヒカリ》は、平成の御代替わりの年の秋に伊勢神宮の御神田で発見された稲です。平成元年、三重県はひと夏に二度も台風の直撃を受けました。伊勢神宮の御神田の稲もほとんどが倒伏した中、すくっと立った稲が発見され、その稲はのちに《イセヒカリ》と命名され、神社家関係者のなかでのみ普及しました。この稲の研究に協力したのが山口県農業試験場。その過程で、酒米としての可能性を調べるために協力したのが『五橋』蔵元でした。山口県での様々な試験栽培や『五橋』による試験醸造を経て、《イセヒカリ》は食米としても酒米としても優れたお米であることが実証されました。

元号が令和に変わる直前の平成最後の4月27日早朝、柳井市伊陸(いかち)にある自社田「五橋農纏」に、酒井社長、仲間杜氏、森重副杜氏をはじめとする蔵元スタッフが集合。氷室亀山神社の宮司によるご祈祷が行われたのち、約1町歩(約1ha)の田んぼに《イセヒカリ》が植えられました。
*なお《イセヒカリ》は平成の御代替わりに発見された稲ですが、伊勢神宮では昭和の御代替わりにも《瑞垣(みずがき)》という新種が発見されています。


 
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