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お酒の歳時記

*価格は東京標準の参考価格です(2022年6月1日現在)。
地域、配送方法により異なる場合があります。
*商品のお求めは日本名門酒会加盟の酒販店まで。

貴重なうなぎを美味しい日本酒とともに

2022年夏の「土用丑の日」は7月23日と8月4日。
近年、希少価値のあがるうなぎですが、せっかくいただくのなら、
美味しさを最大限に引き出してくれるお酒と一緒にぜひ。

夏の「土用丑の日」といえばうなぎですが、実際、どんなお酒がうなぎに合うのか、日本名門酒会では2006年から毎年、有志加盟店やうなぎや日本酒に造詣の深い方々をお招きして、本部スタッフとともに相性を審査してきました。

夏の「土用丑の日」とうなぎ

夏の「土用丑の日」といえばうなぎ。1年でいちばん暑いと言われるこの日にうなぎを食べる習慣が定着したのは江戸時代のことで、一説には平賀源内が考案した広告戦略がきっかけとも言われていますが、真偽のほどは定かではありません。

なにはともあれ、うなぎは夏の伝統スタミナ食として愛されてきました。万葉集の大伴家持も  石麻呂に吾物申す夏痩によしと云ふものぞむなき取りめせ と、夏痩せした友人にうなぎを勧めています。東洋医学ではうなぎには強精強壮作用があるといいますし、実際、疲労回復にきくビタミンB1も豊富に含まれているとか。

最近では稚魚の不漁が伝えられ、ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されるなど、うなぎを巡る環境は厳しいものがあります。今年の土用丑の日は、日本伝統の食文化であるうなぎをめぐる状況も考えながら、せっかくのうなぎに巡り会ったなら、大切に、美味しくいただきたいもの。その美味しさを最上級に引き出してくれるお酒を、ご紹介します。

鰻とお酒を合わせる楽しみ

一口にうなぎの蒲焼きと言っても、うなぎそのものの質はもとより、焼き加減、タレの味、山椒・山葵などの薬味の種類でさまざまな味わいに変化します。ここでご紹介する結果はとある名店のうなぎと合わせた結果にすぎませんので、あくまで参考として、ぜひ御自身でお試しを。

今や貴重なうなぎだからこそ、ぴったり合うお酒で最大限の美味しさを引き出して、じっくりお楽しみください。また、合わせるお酒によって、同じうなぎが見せる表情の違いを楽しんだり、蒲焼き風に調理した他のお魚やお肉と合わせてみるのも面白いと思います。

新型コロナウイルスの影響で、昨年と一昨年は審査を見送らざるを得ませんでしたが、今年、通算15回目にあたる「鰻に合う酒」の審査を開催。その結果をご紹介します!

審査風景

試飲風景2 試飲風景1

2年の中断を経て再開された「鰻に合う酒」審査会、今年で15回目となります。今回は日本名門酒会本部が選び抜いた日本酒11アイテムと、初回から11年連続1位の評価を得て殿堂入りした「西の関」を合わせた計12アイテムを、常温かつブラインドでうなぎの蒲焼きと合わせ、その相性を審査していきました。

審査員には日本名門酒会加盟店である「地酒本舗 小島屋」(神奈川県)の石本俊輔さんと「(有)堀越酒店」(埼玉)の澁谷昌樹さん、日本酒とうなぎに造詣の深い漫画家のラズウェル細木さん、(有)月刊日本橋「うなぎ百撰」編集長の堺美貴さんをお迎えし、これに本部スタッフを加えた計7名で実施。

「鰻という独特の旨さ、炭の香り、山椒のスパイシーさと日本酒のマッチングを考えるのは難しくも楽しい経験」「お燗酒と合わせたらまた違った結果になったかも」「どっしり系の日本酒のほうが鰻との相性が良いように思いますが、スッキリした酒質の酒でも鰻と合う感じがしたのは意外」「やっぱり鰻には日本酒が合う!」と、実際に試して改めてわかる面白さがあります。上位3位に輝いた結果をここにご紹介しますので、鰻もお酒もさらに美味しくなるそれぞれの相性の良さを、皆様もぜひお試しください。


「プロが選んだ うなぎに合う酒」 2022年ベスト3 !

殿堂入

西の関

第1位

香露

第2位

梅錦

第2位

浦霞

うな酒3撰

3酒を楽しめる
小瓶セット

殿堂入

西の関「手づくり純米酒」特別純米[大分]

パーフェクトなマリアージュ
うなぎと一体となる相性の良さで不動の一位に輝く


「うなぎに合う酒」審査の初回からうなぎとの相性の良さで10年以上不動の一位に輝き続け、殿堂入りした「西の関 手づくり純米酒」。とろけるような上質の甘やかさと旨味、柔らかな酸のバランスが絶妙で、冷やでもお燗でもいけるお酒です。うなぎの旨味とタレの甘味に酒のふくよかな旨味が一体化しさらなる高みに登る、圧倒的な相性の良さをぜひご堪能ください。

【試飲コメント】

  • バランス最高!やはり鰻との相性抜群。さすがとしか言いようがない、さすが殿堂入り。最後に出てきて唸らせる横綱のような印象。
  • 溶け合うような相性があり、酒も鰻もどちらも一つ上の美味しさを引き出すような相性。さらに次が欲しくなる。
  • しっかりとした米の味わいがありながら、鰻の旨さを損ねない絶妙なバランス。殿堂入りというのが改めてよく分かる。

第1位

香露「特別純米酒」 特別純米[熊本]

お酒のキレイな熟成香が鰻と調和する好相性


吟醸造りを牽引してきた9号酵母発祥蔵の、厚みがあり豊かな味わいの特別純米酒。甘味・旨味がしっかりある味わいながら、ほどよい酸味があり、後切れキレよく、ぬる燗にしても楽しめます。旨味・酸味のバランスの良い味わいが、鰻の蒲焼きの美味しさをトータルに引き出してくれます。

【試飲コメント】

  • 酒のキレイな熟成感が鰻の香ばしさを引き立てる好相性。ほどよいコクもあり、酸味もあるので鰻とマッチ。余韻も旨い。
  • 米の旨味と鰻の味わいがほどよく、タレとお酒の熟香も調和していてバランスが良い。
  • お酒の甘味とほどよい熟成香が鰻に良く合い調和している。口中に微かに残る鰻の旨味が心地よい。

第2位

梅錦「純米吟醸原酒 酒一筋」 純米吟醸[愛媛]

酒と鰻の旨味と甘味が見事にマッチ!


愛媛の銘醸蔵の原点ともいえる純米吟醸原酒。原酒ならではの濃厚な香りと、それに負けない押しの強い旨みを持ち、コクのあるなめらかな飲み口は、愛飲家から「梅錦の黒ラベル」と長く愛されてきました。濃厚な旨みのある料理と合うお酒は、うなぎとも見事な愛称を披露。

【試飲コメント】

  • 酒自体はしっかりとした味わいながら、さっぱりとしたキレイな相性。酒にもボリューム感がしっかりあるので、鰻と同等のボリューム感があり良い。
  • どっしりとした旨味で鰻に十分太刀打ちできる好相性。酒そのものも美味い。
  • ほどよい甘さがタレの甘味とマッチ。ふくよかな米の甘味が鰻の味わいにプラスされ、後味の酸の感じもよく、バランス良い。

第2位

浦霞「純米吟醸No.12」 純米吟醸[宮城]

鰻の脂をお酒が流し、もう一口食べたくなる好相性


不世出の名杜氏・平野佐五郎氏の吟醸醪から分離された「きょうかい12号酵母」、その発祥蔵が矜恃をかけて令和の今に合う形に仕上げた純米吟醸酒。爽やかで穏やかな香り、口当たりやわらかで、心地よい酸味で味に張りがあり、すっきりとしたキレよい味わい。バランスよくすっきりとした味わいが鰻の脂を爽やかに流し、盃も箸も進みます。

【試飲コメント】

  • スッキリとした米の旨味の軽やかな印象のお酒が鰻の脂をサラッと流す。シンプルだが盃がすすむ組合せ。
  • 鰻の味とすごく調和していて、爽やかに口中に流れてゆく感じ。
  • すんなりとした口当たり、バランスも良く鰻と好相性。口中の脂がキレイに流される良い相性。

うなぎに合う酒ベスト3セット
日本名門酒会オリジナル「うな酒 3撰」

ここでご紹介した、1位の香露「特別純米酒」と2位の梅錦「純米吟醸原酒 酒一筋」、殿堂入りの西の関「手づくり純米酒」を、180mlミニボトルのセットにしました。「うなぎの蒲焼きに合う!」と最高の相性を示した3酒それぞれの、うなぎを合わせたときの美味しさや、飲み比べてわかる味わいの違いの面白さを、お楽しみいただけます。トライアル・セットとしてもどうぞ。

*出荷開始:7月2日
*限定92セット、しおり付き

参考本体価格(税込10%)
180ml×3・1,160円(税込1,276円)


うなぎをさらに美味しくする名脇役

標高 800mの限られた土地で栽培される山椒の驚くほど鮮烈な香味
飛騨山椒「山椒粉」


うなぎの蒲焼きのスパイスといえば山椒粉ですが、おすすめの山椒粉をご紹介。奥飛騨の標高800mの"高原川流域5km範囲"という極限られた土地でのみ栽培される「飛騨・高原山椒」から作られ、驚くほどの鮮烈な香りと爽やかな辛さを持ちます。この地の山椒のみが持つ強い香りは珍重され、江戸時代には徳川将軍家にも献上されていた記録も残る、いわばプレミアム山椒。フローラル系の上品な香りもあり、鮮烈な辛味と少し遅れてピリピリする痺れがきて、後味は驚くほど爽快。この「香り・辛さ・痺れ」が損なわれぬよう、こだわりの製法で仕上げました。収穫から1年経っても魅力的な香りが衰えず、料理の新たな魅力を引き出すと、うなぎの名店や老舗料亭でも人気を博しています。

参考本体価格(税込8%)
10g・700円(税込756円)


*山椒に含まれる刺激物質「サンショオール」は、舌を痺れさせると同時に、味覚を鋭敏にしてくれる効果もあるとか。山椒の刺激により旨味・甘味・塩味をより強く感じることができ、うなぎや日本酒の味わいのボリュームが増します。

 
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