日本名門酒会 蔵元紹介

蔵の概要

環境

環境

東京の都心より約100km、黒潮寄せる千葉県房総半島の南部に位置する勝浦は人口約3万人で外房の漁港の町として知られます。近郊には自然豊かな養老渓谷や、史蹟などが点在し、近年ではリゾート地としても注目されています。海岸線から約2kmほど入り込んだ丘陵地帯に蔵元があります。周辺はすべて自社の山林という中、大きな古木に抱かれるように建つ酒蔵は明治期のままの姿をとどめ、テレビドラマのロケ地などにも使われています。


歴史

歴史

徳川将軍家の重臣・本多十万石の領地として栄えた勝浦の近隣には、日蓮聖人が生まれたとされる誕生寺や、童謡「月の砂漠」の詩とのモデルとされる御宿の海岸など名所も多く、また、海女による伝統的なサザエ・アワビ漁は現在でも行われています。蔵元の創業は幕末天保年間、広大な山林と田畑を所有し、その年貢米で酒を造ったと思われます。敷地の中の横井戸から清涼な水がこんこんと湧き出し、付近の人々の喉をうるおしたのが「腰古井」の酒名の由来となっています。


造り

造り

緑豊かな房総の丘陵地帯に降った雨は幾年もかけて敷地内の横井戸から軟水として湧き出します。その他、6ヶ所にも及ぶ井戸水を使い、熟練の南部杜氏によって醸される「腰古井」はできるだけ機械にたよらず、手造りの酒造りが厳格に守られています。また使用する米も兵庫県産の山田錦や新潟県産の五百万石をはじめとする酒造好適米を磨き込んで造られています。


味わい&合う料理

食

「腰古井」の味わいは一言“言葉を越えた切れの良さ”やわらかくコクがあり、透明感のある広がりと淡麗な辛口。全国新酒鑑評会では10回に及ぶ金賞受賞の実績があります。

蔵元おすすめ酒に合う地元のうまいもん

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