日本名門酒会 蔵元紹介

蔵の概要

環境

環境

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呉市中心から南の、広島湾に浮かぶ倉橋島に蔵はあります。呉市とは僅か幅70mの海峡で隔てられていますが、この潮の流れの速い音戸ノ瀬戸には昭和36年に音戸大橋が架けられました。気候は温暖で年間の降水量も少ない所です。 カキや音戸チリメン、安芸イリコなどの海産物が名産となっています。


歴史

歴史

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文政年間の「芸藩通誌」によると倉敷島の音戸地区は「遺唐使、百済使の船みな、この国に命じて作らせし」とあり海上の要衝であり造船の町であったことが判ります。また、平清盛が日宋貿易を盛んにするため、厳島神社への航路の便を図るために音戸の瀬を開削したと言われています。「華鳩」の創業は明治32年、戦前の全国品評会で名誉賞を受賞し、昭和50年以降鑑評会でも金賞10回以上を数えられます。また「昭和49酒造年度」に全国で最初に貴醸造を醸造した実績を持ちます。


造り

造り

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吟醸酒を始め、貴醸酒など個性的で味わい深い酒質を目指しています。仕込み水の水質は中硬水、原料米は吟醸酒に用いる兵庫県山田錦以外は全て地元広島県産の米を使い、特定名称酒には広島の酒造好適米、八反を使用しています。蔵内の平均精米歩合は約61%。特に全国に先がけて醸造した貴醸酒は仕込み水の一部に純米酒を使用し、トロリと甘口の8年熟成の大古酒。現在「華鳩」を代表する酒の一つになっています。


味わい&合う料理

食

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自然でバランスの良い深い味わいで、ふくよかでまろやかな安らぎのある酒を目指しています。一般に日本酒度よりも少し甘く優しさが感じられます。

蔵元おすすめ酒に合う地元のうまいもん

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