日本名門酒会 蔵元紹介

蔵の概要

環境

環境

立山黒部アルペンルート

蔵のある北安曇野の大町市は立山黒部アルペンルートの長野側の玄関口。峻厳な北アルプスの姿を映す仁科三湖やダム湖、豊富な温泉、スキー場にも恵まれて、四季を通じて山を愛する人々が訪れます。この地方は平安時代末期に伊勢神宮の荘園である「仁科御厨」が置かれ、豪族仁科氏によってもたらされた優れた文化財が今もなお残ります。また古くから内陸信濃と日本海側を結ぶ「千国道」が開かれ、海産物や塩を始めとする物資の集散地として栄えました。市街地は標高700mにあり、冷涼なながら、内陸性の気候で昼夜・夏冬の温度差が大きく、夏は30℃を超え、冬は−10℃近くになる日もあり、かなり寒くなります。


歴史

歴史

夏の限定酒・雪中埋蔵酒の雪埋め風景

蔵元は北アルプス連峰の絶景を臨む、標高700mあまりの大町市の中心にあります。創業は明治39年(1906年)。酒銘は初代・薄井芳介氏により北アルプスの名峰・白馬三山にちなんで命名されました。以来、酒造り一筋に歩み、今日に至っています。近年では、雪解けの始まる初夏まで生酒を雪中に埋めて眠らせる「雪中埋蔵」や、七倉ダム近くの湖洞トンネルに貯蔵する「ひやおろし」など、北アルプスの環境を活かした酒造りを行っています。


造り

造り

麹米の切り崩し

北アルプスより湧き出る澄みきった伏流水と、気温変化のはげしい安曇野大地が育てた良質の米を使用。さらに積極的に良い原料米確保のため、7〜8年前から地域農家と契約し、酒米の有機栽培も進めています。蔵内平均精米歩合は63%。酒造りは手造りの基本に忠実でなければ良いものは出来ないと考え、丸みのあるふくよかな米の旨み、甘辛を超えた酒質のおだやかな旨口の酒造りを身上に、北アルプスの自然を映した酒を醸しています。


味わい&合う料理

食

北アルプスの雪解け水が育む「岩魚御膳」

美麗なキレの良さと、香味のバランスがとれたお酒となっています。

蔵元おすすめ酒に合う地元のうまいもん

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