北勝水産　北海道・根室の風光明媚なサロマ湖畔に位置する北勝水産は、このサロマ湖と眼前のオホーツク海の恵みを受けて育った鮮度のいい魚介の製造販売をしています。

オホーツクの海で育ったホタテ　良質の漁場として知られるオホーツク海。サロマ湖で種付けされ1年間育ったホタテの稚貝は、このオホーツクの外海に放流され、3年間荒波にもまれたくましく育ちます。こうして育ったホタテの貝柱の肉質は養殖ものとは違い、コリコリとした食感で、甘み・旨味ともに強く、ブランドホタテとして海外でも珍重されています。

じっくり天日干しが引き出す美味しさ　ホタテもやはり鮮度が命。獲れたての新鮮なうちに、まずは殻つきのまま海水でボイル。さらに剥き身にして貝柱だけを取り出し2次ボイルに入ります。ここでの塩加減・温度などが貝柱を干した時の味わいの決め手に。最後にムシロを敷いた大きな木箱に入れ、潮風に吹かれる屋外でじっくり約45日間もかけて天日干しを繰り返し、徹底的に乾燥させ、旨味を凝縮させていきます。

干貝柱の楽しみ方　そのまま酒の肴として食べても美味しいホタテの干貝柱。水や酒で戻した貝柱が美味しいのはもちろん、戻し汁もホタテの風味と旨味たっぷりのダシとして様々な料理に使えます。干貝柱を一昼夜適量の水につけ、戻し汁とホタテをご飯と一緒に炊けば美味しい炊き込みご飯の出来上がり。いいお酒を楽しむには荒技に近いものがありますが、コップ酒に干貝柱を落とし、旨味が出てきたところで崩しながら賞味するのもオツです。その場で飲まずに一晩漬けておいた日本酒は、風味たっぷりの調味料としても使えます。戻した貝柱はそのままつまみや食材にどうぞ。