第5回・2月
あらまさ『とくべつじゅんまいしゅ』
お酒について 大正末期から昭和初期にかけて、全国清酒品評会で優秀な成績を残した「新政」の蔵元から発見されたのが協会6号酵母です。現役の協会酵母では唯一、戦前の酵母であり、発見から80年を経た現在でもその優秀さは全国の蔵元に評価されています。その協会6号酵母誕生期の造り方を研究した結果が、一昨年頃から発揮され始めました。穏かで澄んだ香り、充実した味わい、それでいて、スイスイ飲めてしまう美味しさです。
おすすめの温度 | 冷 | 常 | 燗 |
◎ | ◎ | ◎ |
原料米/美山錦・吟の精(秋田)
精米歩合/60%・60%、酵母/協会6号
仕込水/奥羽山脈伏流水(軟水)
アルコール分/15.5
日本酒度/+3、酸度/1.4
山内杜氏/鈴木隆(36歳)
佐藤 ゆきえ/イラストレーター&エッセイスト
日本酒を中心に旅、飲食のイラストやエッセイで活躍。ワインのラベルや、カップ酒のデザインを担当したこともある。
デザインテーマ 蔵元の姿勢“革新”を太陽が昇るにイメージを重ねた。
*ラベルのデザインは実際のものとは異なる場合があります。ご了承ください。