第3回・12月
うめにしき『とくべつじゅんまいしゅ』
お酒について 昭和50年代の地酒ブームをリードした蔵元のひとつが「梅錦」。愛媛県四国中央市、というよりも川之江といった方が通じるかもしれません。いわずと知れた製紙産業の町です。紙作りには、清冽で豊富な水が必要です。そんな豊かな水があったればこそ、名酒「梅錦」は誕生しました。現代の名工・山根福平杜氏が現役最後の酒として造った特別純米酒は、上品な芳香で、ボリューム感のある味で、二口目から美味しさを感じさせるいぶし銀の味わい。
おすすめの温度 | 冷 | 常 | 燗 |
◎ | △ | ぬる◎ |
原料米/山田錦(兵庫・岡山)・八反錦(広島)
・玉栄(滋賀)、精米歩合/60%・65%・55%、
酵母/協会9号
仕込水/石鎚山の伏流水(中硬水)
アルコール分/15.3
日本酒度/+1.5、酸度/1.7
但馬杜氏/山根福平(77歳)
新井 敦/クリエーティブディレクター&グラフフィックデザイナー
「Daytona」「FAMOSO」など雑誌表紙、グラビアを中心に活動。
デザインテーマ 梅が咲くシーズンを梅の花をモチーフに構成した。
*ラベルのデザインは実際のものとは異なる場合があります。ご了承ください。