第3回・12月
でわのゆき『きもとじゅんまいしゅ』
お酒について 東北地方屈指の米どころ山形県庄内地方。鶴岡市は、藤沢周平の時代小説に登場する海坂藩のモデルといわれる庄内藩の城下町でした。その郊外に位置する大山の街は、江戸後期から明治初期にかけて、最盛期には40軒を超す蔵元が甍を競った酒どころでした。その一角で300年にもおよぶ歴史を刻む蔵元が「出羽ノ雪」。伝統の生酛造りを洗練された形に昇華した技で、香り華やか、豊醇で爽やかな味わいのお酒を醸します。
おすすめの温度 | 冷 | 常 | 燗 |
○ | ◎ | ぬる燗○ |
原料米/はえぬき・ササニシキ・美山錦(山形)
精米歩合/65%・60%、酵母/協会701号
仕込水/月山・朝日山系清浄水(軟水)
アルコール分/15.1
日本酒度/+1.5、酸度/1.6
蔵元杜氏/渡會俊二(46歳)
新井 敦/クリエーティブディレクター&グラフフィックデザイナー
「Daytona」「FAMOSO」など雑誌表紙、グラビアを中心に活動。
デザインテーマ 銘柄の名前から「静かで優しく降る雪」をイメージ。
*ラベルのデザインは実際のものとは異なる場合があります。ご了承ください。