第2回・11月
はるしか『じゅんまいぎんじょう』
お酒について 奈良時代、都が置かれて今年で1300年を迎える奈良市。興福寺を左に見ながら、猿沢の池を回りこむように進むと、古都の面影を感じさせる「ならまち」界隈に到ります。それをさらに進んだ先に重厚な佇まいの「春鹿」蔵元があります。平安時代から室町時代にかけて、日本の酒造りをリードした僧坊酒の伝統を受け継ぎながら、現代という時代に見事に適応したお酒「春鹿」は、華やかな香りと調和したソフトな味わいが人気です。
おすすめの温度 | 冷 | 常 | 燗 |
◎ | ○ | △ |
原料米/山田錦(兵庫)
精米歩合/60%・60%、酵母/春鹿7号
仕込水/布目川水系の伏流水(中硬水)
アルコール分/15.0〜15.9
日本酒度/+2〜+3、酸度/1.7
南部杜氏/古川武志(67歳)
河合 由朗/着物デザイナー&プロデューサー
新進気鋭の着物デザイナーとして国内外で活躍。由布院や阿蘇の有名旅館、有名レストランや、ダンヒルの和服なども手掛ける。
デザインテーマ 悠久の時を漆黒の色に、文字は酒の香りとテイストを溢れ出る水のように表現。
*ラベルのデザインは実際のものとは異なる場合があります。ご了承ください。