第1回・10月
わかえびす『じゅんまいしゅ』
お酒について 北は峻険な鈴鹿の山々、南は伊賀盆地と大和高原、東の布引山を越せば伊勢へ、西の峠を越せば奈良盆地。三重県伊賀市は、その昔忍者が隠れ住んだのにふさわしい山また山の自然豊かな里です。江戸期、お伊勢参りの旅人の旅情を慰めた阿保の宿にある蔵元は、自社独自で保存する数十種にも及ぶ酵母を使って酒を醸します。青山高原の伏流水のように透明感のあるキリリとした酸味が魅力のお酒です。
おすすめの温度 | 冷 | 常 | 燗 |
◎ | ○ | ぬる燗◎ |
原料米/みえのゆめ(三重)・五百万石(富山)
精米歩合/60%・60%、酵母/自家保存酵母
仕込水/青山高原の伏流水(軟水)
アルコール分/15.0〜15.9
日本酒度/±0〜+2、酸度/1.8
製造課長/溝畑利行(42歳)
星野 敦/グラフィック&パッケージデザイナー
主に江崎グリコほか食品、化粧品などのパッケージやポスター及び、小学校の教科書のアートディレクションも手掛ける。
デザインテーマ イメージリーダーの若戎。現代アート的な表現で、モチーフは純米酒を造る人。
*ラベルのデザインは実際のものとは異なる場合があります。ご了承ください。