第1回・10月
ほうくん『じゅんまいしゅ』
お酒について 九州北部、東に福岡県、西に長崎県、北は玄界灘、南は有明海に囲まれた佐賀県は、海の幸、山の幸に恵まれています。その南西部の港町・鹿島市は、江戸期唯一の海外との窓口だった長崎送りのお米やお酒の積出港であり、有明海の海産物の集積地として賑わいました。鹿島市の蔵元で、もっとも山手にある「芳薫」は、蔵元の社長自らが杜氏を務めます。地元佐賀県と、福岡県の酒米を使った旨口が特徴です。
おすすめの温度 | 冷 | 常 | 燗 |
○ | ◎ | ○ |
原料米/山田錦(福岡)
精米歩合/70%・60%、酵母/協会7号
仕込水/多良岳山系の伏流水(軟水)
アルコール分/15.0〜15.9
日本酒度/+2.5、酸度/1.6
蔵元杜氏/馬場第一郎(51歳)
星野 敦/グラフィック&パッケージデザイナー
主に江崎グリコほか食品、化粧品などのパッケージやポスター及び、小学校の教科書のアートディレクションも手掛ける。
デザインテーマ “薫りが立つ”というイメージ。花火のようにも太陽のようにも見えるように。
*ラベルのデザインは実際のものとは異なる場合があります。ご了承ください。