まなつる『とくべつじゅんまいしゅ』
蔵元から一言 創業以来、頑なに守り続けられてきた伝統の生モトを改良した山廃仕込み。芳醇な香りとコク、飲み飽きしない旨口の純米酒です。木の暖気樽(だきだる)のぬくもりを感じてください。
(製造部長・中川 幸喜)
お酒について 蔵のある加美町は、奥羽山脈裾野の仙北平野の一角に位置する米作りと鮎の養殖が盛んな静かな街。伝統の山廃造りには、今でも熱の伝わりが柔らかい木製の暖気樽を用いています。今回お届けする頒布酒は、「山廃=どっしり」のイメージを覆す、軽やかで飲み飽きしない旨口純米酒。透明感のある中にしっかりした旨みが息づく味わいは、春の味覚を引き立てます。
原料米/蔵の華・トヨニシキ(宮城県大崎平野)、精米歩合/60%
酵母/協会10号、仕込水/奥羽山脈の伏流水(軟水)
アルコール分/15.5、日本酒度/+3、酸度/1.6
杜氏/中川幸喜(59歳)地元杜氏
選抜理由
品質管理委員会評価:山廃純米酒/H20秋[2位] H21春[6位]