第4回・1月
ほうよう『とくべつじゅんまい』[宮城県冨谷町]
1.8Lコース 720mlコース
お酒について 約150年を経た酒蔵で、今では珍しい和釜で原料米を蒸し、小型の仕込みタンクで醸すスタイルを守り続けています。上層後はサーマルタンクで調熟させた、ソフトでふくらみのある新酒をお届けします。
蔵元について 北日本最大の都市・仙台市の北に隣接する冨谷町は、かつて奥州街道の富谷宿で栄えた宿場町。江戸時代初期の元和4年(1618年)、奥州街道の吉岡宿と七北田宿を結ぶ新道をつくるにあたり、仙台藩主、独眼竜・伊達政宗公から、街道沿いとなる富谷に宿場を設けるよう命じられたのが、内ヶ崎筑後氏(後に織部と改名)。やがて寛文元年(1661)、二代目の作右衛門氏が、酒造業を始めました。以来350余年、宮城県最古の蔵元といわれます。
原料米/宮城県産《まなむすめ》
仕込み水/陸前丘陵の伏流水
精米歩合/60% アルコール分/15度
日本酒度/+1.0 酸度/1.5
酵母/きょうかい901号
杜氏/瀬川 博忠(南部杜氏)