第3回・12月
ごぜんしゅ『とくべつじゅんまい』[岡山県真庭市]
1.8Lコース 720mlコース
お酒について 幕末から絶えることなく栽培され、《山田錦》や《五百万石》のルーツとなった《雄町》。近年、ますます人気が高まり不足しています。そんな貴重な酒米で醸した味わい豊かな特別純米酒をお届けします。
蔵元について 岡山県の北西部。真庭市勝山は、旧・出雲街道の宿場町。三浦氏2万3千石の城下町としても栄えました。岡山県最大の川・旭川が流れ、タタラ製鉄による鉄を下流の瀬戸内海へと送る集積地でした。蔵元は真嶋屋という呉服屋でしたが、タタラ製鉄に使う炭も扱い、炭屋彌兵衛を名乗りました。やがて造り酒屋を始め、炭屋の酒は、藩主・三浦氏の御用酒となったことから、現在の酒名となりました。
原料米/岡山県産《雄町》
仕込み水/旭川の伏流水
精米歩合/65% アルコール分/15度
日本酒度/+6.0 酸度/1.4
酵母/きょうかい9号
杜氏/辻 麻衣子(備中杜氏)