■ 日本名門酒会メニュー
 

お酒の歳時記

2017.06

プロが選んだ鰻に合う酒2017

うなぎに合う酒2017ベスト3

うなぎの蒲焼きに合うお酒を
お酒のプロの方々に審査いただきました。
今年のベスト3はこちら!

*価格は東京標準の参考価格です(2017年6月1日現在)。地域、配送方法により異なる場合があります。
*商品のお求めは日本名門酒会加盟の酒販店まで。

審査風景

試飲風景1

酒とうなぎの相性を見る審査も今年で第12回。今回、過去11年連続で1位の評価を得てきた「西の関」は殿堂入りとし、それ以外の日本名門酒会本部が選び抜いた日本酒11アイテムとうなぎとの相性を審査していきました。審査員は有志加盟店、百貨店バイヤー、漫画家のラズウェル細木さんなどお酒に造詣の深い方々に、本部スタッフを加えた計15名。常温のお酒をうなぎの蒲焼きと合わせ、ブラインドでテイスティングしていきました。山椒の使用はお好みで。


合わせたうなぎclick!

良質のうなぎを関西風と関東風を合わせた独自の調理法で
北九州小倉の鰻専門店「田舎庵」の蒲焼き


今回合わせた鰻は、北九州・小倉で人気のうなぎ専門店「田舎庵(いなかあん)」さんの蒲焼き。「田舎庵」のうなぎは、ふっくらした焼き上がりと香ばしい風味が魅力。関西と関東の中間の仕立て方で、さばきは関西流の腹開き、焼きは直焼きの途中で水を浴びせ、これが蒸しの工程にもなります。天然・養殖にこだわらず全国探してまわって、これぞと思ううなぎを使用しています。このうなぎの美味しさを引き立てるのが、無添加の国産丸大豆醤油・本格味醂・砂糖のみを使用して、良質のうなぎの脂が育てた秘伝のタレ。日本酒との相性も抜群です。

*薬味として使用した飛騨山椒「山椒粉」について詳しくはこちら


*「田舎庵」のタレには、白扇酒造(株)の『白扇 3年熟成本みりん』が使用されています。詳しくはこちら


審査員の皆様のコメントclick!

(株)相模屋平助商店(東京都千代田区) 秋山青美さん

日本名門酒会加盟店

生酛、山廃、という酸がキーワードになるお酒と鰻との相性はどうなんだろうと日頃考えていましたので、良い機会をいただきました。審査を行い、自分自身明確な答えは出ていませんが、温度別などの要素も交えつつ、情報を整理してお客様に提案出来ると、もっと広がりが出てくるのかな、と改めて大きな課題を与えられたように感じました。


(有)鈴光酒店(東京都江戸川区) 鈴木宣夫さん

日本名門酒会加盟店

第1回目の審査会にも参加しましたが、その頃と今では日本酒の方向性も違い、最近では生酒を飲むお客様も多くなっています。今回のように、火入れの常温の定番酒と鰻を数多く合わせる機会はあまりないので、貴重な経験をさせてもらいました。鰻は海の魚と比べると川魚特有の臭みがあるので、生酛系や、味のしっかりしたタイプとの相性が良いということを再認識できました。


(有)わくわくリカーショップすぎうら(東京都江東区) 杉浦教悦さん

日本名門酒会加盟店

第1回目の審査会に続き、これで2度目の参加となります。酒だけでは試飲せずに、鰻と合わせてそのマリア―ジュでのみ審査したので、先入観や偏見なく素直に審査することができました。今回は常温のみでしたが、お燗など温度帯別に検証しても、よりまとまるお酒もあるのかなとイメージしながら審査しました。


(有)谷塚屋(埼玉県越谷市) 谷塚秀幸二さん

日本名門酒会加盟店

山椒あり、山椒なしの両方で試しましたが、あるのとないのとではものすごく印象が変わります。山椒ありのほうが酒がスイスイ飲める。山椒なしだと、合う酒、合わない酒がはっきり分かれ、山椒はすごく大きな要素なんだと感じました。この審査会に参加し、鰻を小さくカットして、お酒に合わせる「鰻ピンチョス酒バー」なんていう業態が出来たら面白いと感じました(笑)


(株)三越伊勢丹 伊勢丹新宿店 山本慎吾さん

伊勢丹新宿店 グランド カーヴ バイヤー

「西の関」は鰻と合わせて、確かに美味しいと思う一方で、普段日本酒を飲まないお客様が「西の関」を飲んだ際に「すごく美味しい!」という感嘆の声を上げられるのかと考えるとそれはまた別問題…とも思い、他のアルコールをたしなむお客様に対しては、もう少しインパクトのあるものを提案すべきなのでは。そういったことも考えながら、審査を行いました。


漫画家 ラズウェル細木さん

酒飲み庶民の心をくすぐる漫画で人気。第16回手塚治虫文化賞短編賞受賞。代表作に『酒のほそ道』(日本文芸社「週刊漫画ゴラク」連載中)、鰻漫画『う』(講談社「モーニング」全4巻)など。

海の魚や海の珍味は日本酒が得意とするところで大半が日本酒と好相性ですが、鰻は川魚なので、合わせるお酒を選びます。そういった意味でもこの審査会はとても有意義だと思います。鰻屋さんでのお酒は鰻重が出てくるまでのつなぎになる場合も多いですが、「鰻の串焼き」を出すお店は鰻を肴としてお酒を楽しむ業態ながら、美味しい日本酒を置いているお店が少ないので、そこで今日美味しくいただいたお酒が飲めたら最高だと感じました。


プロが選んだうなぎに合う酒2017 ベスト3 !

第1位

はぎの露「生酛純米」生酛純米[滋賀]


はぎのつゆ「きもとじゅんまい」
*お酒について詳しくはこちら

参考本体価格(税込8%)
1.8L・2,900円(税込3,132円)
720ml・1,500円(税込1,620円)

食中酒としての生酛の実力発揮!
甘み・旨味・酸味が見事にマッチ!

冷やでも燗でもいける、生酛づくりの純米酒。口当たり柔らかでキレよく、トロミたっぷりの凝縮感のある濃密な旨味に、透明感のある酸味が溶けて、心地良い余韻も楽しめます。食中酒としての実力をうなぎの蒲焼き相手に見事に発揮!

【試飲コメント】

  • タレの甘味に負けない酒の味わい。鰻を良く引き立てる。
  • 酒の甘味とタレの甘味、鰻の旨味が一体化。酸がキレイにまとめ上げ、余韻も長く後口も良い。
  • 酒と鰻、タレの甘味がマッチし、双方の美味しさを引き出しとても美味しい。
  • 酸味が強くインパクトのある酒質ゆえに、鰻の強さに負けず、良い意味で対抗できている印象。
  • 酒と鰻のボリューム感が合う。熟成、酸、甘味のバランスも良く、鰻の香ばしさとの相性も良い。
  • 酒の甘味が鰻の旨味と調和し、鰻の香味が更にアップする印象。

第2位

一ノ蔵「山廃特別純米 円融」山廃特別純米[宮城]


いちのくら「やまはいとくべつじゅんまい「えんゆう」
*お酒について詳しくはこちら

参考本体価格(税込8%)
1.8L・2,305円(税込2,489円)
720ml・1,077円(税込1,163円)
300ml・517円(税込558円)

タレとの相性も抜群!
鰻と酒、お互いの旨味を引き立てます。

1年じっくり熟成させた山廃仕込みの特別純米酒。「円融」の名の通りのなめらかで調和した深みのある味わいが魅力で、冷やでよし燗でよしのお酒です。蒲焼きのタレとの相性も抜群、お酒と鰻がお互いの旨味を引き立て合います。

【試飲コメント】

  • タレとの相性もとても良く、優しくまろやかに包んでくれる味わい 。
  • 酒も鰻も両方美味しく引き立てる。特にタレとの相性が良い。
  • 米の味わいがほのかに感じられ、うな重を食べる感覚に近い味わい。

第2位

賀茂泉「純米吟醸 朱泉 本仕込」純米吟醸[広島]

かもいずみ「じゅんまいぎんじょう しゅせん ほんじこみ」
*お酒について詳しくはこちら

参考本体価格(税込8%)
1.8L・2,566円(税込2,771円)
180ml・371円(税込401円)

鰻のボリューム感とマッチ!
旨味が増幅されるマリア―ジュ。

酒都・広島西条の蔵元の、純米吟醸酒。炭素濾過をしていないためうっすら黄金色をしています。ふくよかな旨味とコク、爽やかなキレが魅力で、冷やでよし、ぬる燗にしても美味し。熟成感のあるやわらかな酒質が、鰻のボリューム感とマッチします。

【試飲コメント】

  • 鰻の味わいをうまく下支えしながら、酒の味わいも消えることなく引き立つ良い相性。
  • 鰻と酒それぞれが優しく寄り添う印象。ほどよくお互いの旨味が混じり合う。
  • 鰻、酒とも同様の旨味とコクで波長が合うイメージ。


殿堂入り

西の関「手づくり純米酒」特別純米[大分]


西の関「手造り純米酒」
*お酒について詳しくはこちら

参考本体価格(税込8%)
1.8L・2,544円(税込2,748円)
720ml・1,140円(税込1,231円)
300ml・540円(税込583円)
180ml・370円(税込400円)

11年連続NO.1! 12年目の今年は殿堂入り

初回から鰻との相性の良さで不動の一位に輝く「西の関 手づくり純米酒」は今回、殿堂入り。とろけるような上質の甘やかさと旨味、柔らかな酸のバランスが絶妙で、冷やでもお燗でもいけるお酒です。うなぎの美味しさを引き立て、さらにお酒も美味しくなる、双方がぴたりと一体化するような相性の良さをぜひご堪能ください。

【試飲コメント】

  • 酒の甘味と鰻の脂が混じり合い、ミルキーささえ感じる一体感が楽しめる。
  • お酒と鰻がお互いの旨味を引き出しあっている相性。
  • 強い酒ではないのに、"のらりくらり"と鰻を受け止める広い懐のある酒。さすがの相性。
  • 相乗効果抜群。腑に落ちる組み合わせ。
  • 納入先の鰻屋さんが西の関を選ぶ理由がよく分かる。

うなぎに合う酒ベスト3セット
日本名門酒会オリジナル「うな酒 3撰」


しおり

うなぎに合う酒上位3銘柄、はぎの露「生酛純米」、一ノ蔵「山廃特別純米 円融」、賀茂泉「純米吟醸 朱泉」の180mlミニボトルをセットに。最高の相性を示した三種のお酒それぞれの、うなぎを合わせたときの抜群の相性や、飲み比べてわかる味わいの違いの面白さを、お楽しみいただけます。トライアル・セットとしてもどうぞ。

*商品出荷:7月7日
*限定100セット、しおり付き

参考本体価格(税込8%)
180ml×3・1,186円(税込1,281円)


うなぎをさらに美味しくする名脇役三選

せっかくのうなぎをより美味しく楽しめる、名脇役の食品三品をご紹介。

標高 800mの限られた土地で栽培される山椒の驚くほど鮮烈な香味
飛騨山椒「山椒粉」


今回の試飲時にうなぎに合わせた山椒がこちら。この飛騨の「山椒粉」は、従来のイメージを覆す驚くほどの鮮烈な香りと爽やかな辛さを持ちます。
奥飛騨の標高800mの限られた地域で栽培される山椒しか強い香りを発しないという「飛騨・高原山椒」は、江戸時代には徳川将軍家にも献上されていたという記録も残る、いわばプレミアム山椒。フローラル系の上品な香りもあり、鮮烈な辛味と少し遅れてピリピリする痺れがあり、後味は驚くほど爽快。この「香り・辛さ・痺れ」が損なわれぬよう、こだわりの製法で仕上げた山椒粉です。

「山椒」には、胃腸を温め、消化を促進する効果があり、漢方では胃腸薬としても用いられています。高温多湿で食欲不振気味の夏の土用の時期に、栄養満点でたっぷり脂ののったうなぎを美味しく楽しむには、山椒が欠かせません。また、舌を痺れさせ、味覚を鋭敏にするサンショオールの効果で、旨味や甘味をより強く感じるので、うなぎや日本酒の味わいのボリュームが増します。

参考本体価格(税込8%)
10g・580円(税込626円)


うなぎとの定番の組み合わせに、本場奈良の酒蔵が作った奈良漬を
春鹿「奈良漬」(瓜・胡瓜)


うなぎに奈良漬けは、明治時代から定番の組み合わせ。酒粕を使った「奈良漬」は、うなぎの脂っぽさを切る効果があり、舌を一度リセットしてから再度、うなぎの脂分を楽しだり、食後の口中に残る脂っぽさを流したりと、いいアクセントになってくれます。また、近年の研究によると、奈良漬に含まれる抗酸化物質メラノイジンには、ビタミンやミネラルの吸収を助ける働きがあり、スタミナ源として愛されるうなぎの栄養分を、さらに効率よく吸収する手助けをしてくれるとか。
ここでご紹介するのは、奈良の「春鹿」蔵元がつくる「奈良漬」。酒蔵だからこそできる贅沢な踏み粕(純米から吟醸クラス)を使用し、国産の瓜と胡瓜を原料に、じっくり時間をかけて無添加で漬け込んだ、本場奈良の奈良漬です。歯触りの良さと、甘さの少ない複雑で深い旨味が魅力。奈良の歴史を感じさせる逸品です。

参考本体価格(税込8%)
各220g・1,030円(税込1,112円)


出汁香るふっくら「う巻き」をご家庭で
土佐食「卵焼だし 甘口醤油仕立て」


【材料】生卵Lサイズ3個、土佐食「だし巻き卵の素」45g・1袋、うなぎの蒲焼き適量
【作り方】
1)うなぎの蒲焼きをお好みのサイズにカットし、温めて、よくタレを絡ませておく
2)生卵3個に「だし巻き卵の素」を1袋加えて混ぜる
3)出汁巻き卵を焼く要領で、ひと巻目の中心にうなぎをのせ、あとは通常通り焼き上げる

うなぎの蒲焼きを卵でまいた「う巻き」は、子供も大人も喜ぶ嬉しい一品。出汁の風味と旨味、卵のやさしい甘味、うなぎの旨味とタレの味が渾然一体となって口の中でふくらみます。
出汁巻き卵で作る料亭の味を家庭で気軽に味わえる、出汁巻き卵の素をご紹介。地元土佐では"香り鰹の味宗田"と言われるほど旨味が濃厚な、土佐清水産宗田鰹節からじっくり取った出汁をベースに、調味料を合わせた出汁つゆです。う巻きにはちょっぴり甘い「卵焼だし 甘口醤油仕立て」がおすすめ。本品一袋にLサイズの卵3個を混ぜ合わせて焼き上げるだけ。出汁香るふっくら「う巻き」をご家庭で手軽に楽しめます。

参考本体価格(税込8%)
各45g×5袋・360円(税込389円)


 
カテゴリに戻る | カテゴリの一覧に戻る