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和の伝統調味料

◆本みりん◆ 基礎知識3


みりんの基礎知識

料理をグレードアップさせる

料理をグレードアップさせる

伝統的製法で造られた本みりんは、料理に甘みや旨みを加えるだけではありません。そこまでしてくれるの? と驚くの八面六臂の活躍ぶり。いい仕事をしてくれます。

料理の中の役割

甘味をつける
麹の作りだす甘みは、くどさがなくすっきりしています。また、 醸造過程で生まれたさまざまな種類の糖類が溶け込んでいるため、 砂糖のように単調ではなく、深みのある甘みになっています。
旨みをつける
化学調味料の不自然な旨みとは違い、もち米のタンパク質から生まれる、まろやかでコクのあるやさしい旨みです。
*本みりんはアルコール分を含むため、甘みも旨みも材料によく浸透します
見た目をよくする
料理にテリ・ツヤをつけ、より美味しそうに仕上げます。焼き物の場合は、きれいな焼き色がつきます。
身を締める
料理の素材を引き締める働きがあり、煮くずれも防ぎます。同時に、味が外に溶け出してしまうのも防ぎます
臭みをとる
魚の生臭さなどの嫌な臭いを消します。また、みりんの良い香りの成分が、料理の持ち味をさらに引き立てます。
味を調える
味付けを多少失敗したときも、後から加えて味を整えられます。 あまりおすすめできませんが、化学調味料の不自然さもある程度カバーできます。

プロはもちろん料理初心者の強い味方

「おいしい料理は良い調味料から」とこだわりこだわりを持つプロのみならず、伝統的製法の本みりんは、料理下手や料理初心者にも、強い味方。というのも、良い本みりんが甘み&旨み調味料として完成されているからです。

みりん風調味料は、味が単純なのでごまかしがきかず、他の調味料で味を微調整しなくてはいけません。が、本みりんは平凡な料理もおいしくまとめてしまいます。また、本みりんなら、うっかり使いすぎても「ちょっと味が濃くなった」 くらいで納まり、適当な分量を投入しても失敗しないのが嬉しいところ。

みりん一つで、料理のグレードがアップする。自慢料理が増えて、食べる人も喜ぶーー良い本みりんは、幸せな食生活をもたらしてくれます。

飲んで美味しい

もともと本みりんはお酒の一種。その甘さは、もち米由来の自然でやさしい甘さ。昔ながらの製法で造られた本みりんは、 甘口のリキュール感覚でおいしくいただけます。

お屠蘇に使っておいしく、レモンをしぼればまるでイタリアのリモンチェッロのように、爽やかな風味と深い甘味が走り抜け、それまでのみりんの概念を覆されます。

おすすめ本みりん


*価格は東京標準の小売価格です(2008年10月1日現在)

*地域、配送方法によって価格が異なる場合があります。

*商品のお求めは日本名門酒会加盟の酒販店まで。

*商品についてのお問い合わせはこちらから

 
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