お酒の歳時記

2018年2月4日 立春朝搾り

平成三十年丁酉二月四日 立春朝搾り

立春朝搾りの一日

立春の朝にしぼりあがったお酒を
その日のうちにお楽しみいただくために、
蔵元は夜通しお酒をしぼり、
酒屋さんも 自ら蔵元に足を運んで作業をお手伝い。
その一例をご紹介。
この日全国43の蔵元で、
同時に似たような光景が展開されます。

▼月の桂▼

▼澤乃井▼

◆1 蔵元はこの日、夜通しお酒を搾って朝の出荷に間に合わせます 1◆

京都・伏見にある「月の桂」蔵元

東京・奥多摩にある「澤乃井」蔵元

◆2 しぼりあがったお酒を、生原酒のまま瓶詰め 2◆

(写真上)味をチェックする酒販店。
(写真下)瓶詰めされていくお酒。

(写真左)できばえを見つめる田中杜氏。
(写真右)瓶詰めライン。

◆3 未明から蔵元に集った近郊の酒屋さんが、瓶詰め・出荷の作業をお手伝い 3◆

早朝の出荷に間に合わせるために、
総出でラベル貼りの作業に参加。

1本1本、手作業でラベルを貼っていきます。
素早く美しく貼るのはなかなか難しい。

◆4 神主さんからお祓いを受け…… 4◆

月の桂は城南宮にてお祓い。

澤乃井では御岳神社の神主さんが来社し、
裏山の祠にてお祓い。

◆5 それぞれの車に注文分のお酒を積み込み、いざお店へ 5◆

各自のトラックに積み込まれます。

蔵元も立ち会って、検品・積み込み。

◆6 蔵から持ち帰ったばかりのしぼりたてを、その日のうちにお届けします 6◆

「月の桂 立春朝搾り」を手渡す
京都の堀口酒販さん。

神奈川・川崎和泉屋さんの店頭に並んだ
「澤乃井 立春朝搾り」。

◆7 〈立春朝搾り〉を飲みながら新しい春の到来を祝いましょう 7◆

その夜、岡永倶楽部で立春の日に開かれた「立春朝搾り」イベント。

2018年の立春は日曜日。春の到来を祝って
気の合う人たちと心ゆくまで〈立春朝搾り〉をお楽しみください。

 
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