■ 日本名門酒会メニュー
 

注目の日本酒シリーズ

貴醸酒

◆貴醸酒◆ 甘美な大人のデザート酒

シェリー酒のような香り、貴腐ワインのような濃密な甘さ
琥珀色にきらめくリッチなお酒
それが貴醸酒(きじょうしゅ)です。
酒で酒を仕込む、という日本の古い製法を復活させ、
何年も熟成させて造られました。
時の経過とともに、まろやかにつややかに、
深みと複雑さを増した極上の味わいと、
ビター感のある重厚で上品な甘さは、これぞ大人のスイーツ。

*価格は東京標準の参考価格です(2014年10月1日現在)。
 地域、配送方法により異なる場合があります。

*商品のお求めは日本名門酒会加盟の酒販店まで。

濃密で上品なリッチな甘さ、心癒すリッチな味わい

酒で酒を仕込み長期熟成させたリッチなお酒、貴醸酒。貴腐ワインのように濃密で上品な甘さが、上質なひとときを約束してくれます。

貴醸酒の甘みは、ビロードのように濃密で上品。少しビター感のある甘さは、ビター・チョコレートやナッツとよく合います。また、フォアグラなど、こってりとした肉料理とも好相性。マディラ・ワインのように食後のデザート酒として、あるいはナイト・キャップに少量いただくと、リッチな甘さが深くしみこみ、疲れた身体を癒やす豊かな満足感を与えてくれます。夏はちょっと冷やして10℃くらいで、寒い季節なら25℃前後の常温で、美味しくいただけます。

チョコレートと……ナッツと……アイスクリームの貴醸酒がけ

美味しさの秘密1 酒で酒を仕込んだお酒

醸酒は酒で酒を仕込むというユニークな方法で造られます。通常の清酒は仕込みの際、麹・掛米・水を3回にわけて投入していきますが、貴醸酒ではこの最後の仕込み「留(トメ)」の際、水のかわりに清酒を用います。

ちなみに、酒で酒を仕込む製法を古くは「(しおり)方式」、段仕込みを「酘(とう)方式」呼び、現在の貴醸酒は、この2つの方法をミックスして造られています。

美味しさの秘密2 貴腐ワインと同じ甘み成分

貴醸酒の甘みは、貴腐ワインと比較されます。というのも、ふつうお酒の甘みの成分といえばぶどう糖ですが、貴醸酒の甘み成分には、貴腐ワインと同じグリセリンが含まれているからです。

だからその甘みは、ビロードのように濃密で上品。大人のリッチな甘さをお楽しみいただけます。

美味しさの秘密3 長期熟成による深く複雑な風味

貴醸酒は長期熟成させておいしくなるお酒。ここでご紹介する貴醸酒では、8年以上もじっくり熟成させて造られています。

酒で酒を仕込む貴醸酒は、仕込んだ直後でもすでに6〜8度もアルコール度数があり、そのため酵母の働きが抑えられ、発酵はゆるやかに進みます。また、麹の働きが先行するため、麹に由来する成分がたくさん含まれることになります。この麹由来の成分が、熟成させることで、深く複雑な味を構成するのです。まろやかにつややかに、深みと複雑さを増した極上の味わいをお楽しみいただけます。

美味しさの秘密4 ヤマタノオロチを酔わせた「ヤシオリノサケ」

酒で酒を仕込むーーこの製法は古くからあり、現在のような段仕込みが定着する以前に、アルコール度数の高い、濃い酒を造るのに用いられていました。

たとえば出雲神話に出てくるスサノオのヤマタノオロチ退治伝説。このときオロチを酔わせるため大瓶に酒を用意しますが、ここで造られた酒が「ヤシオリノサケ」。『古事記』では「八塩折之酒」、『日本書記』では「八酒」と表記され「何回も繰り返し仕込んだ濃い酒」を意味します。

美味しさの秘密5 平安貴族も愛飲した醴酒

平安初期に書かれた『延喜式』や『令集解』は、宮廷生活の細目やしきたりを記録したものですが、そこには貴醸酒のご先祖様も登場しています。

当時、宮中には「造酒司(みきのつかさ)」という役職が置かれ、「酒戸(さかべ)」たちが宮中で飲まれるお酒を醸していました。その数13種類。この中にある「御酒(ごしゅ)」と「醴酒(れいしゅ)」が、酒で酒を仕込むシオリ方式で造られたものです。

いずれも甘口で、とくに「甘酒」を意味する「醴酒」はトロリとした超甘口。夏場に氷を浮かべて、そのリッチな甘さを平安貴族も楽しんでいたようです。

その後、こうしたシオリ方式による酒造りは戦国時代に入り廃れてしまいましたが、1970年代に、国税庁醸造試験場で復活。今の貴醸酒の醸造法が開発されました。

はなはと『しおり 8ねんちょぞう』 8年熟成

華鳩『(しおり) 8年貯蔵』貴醸酒【広島】

参考本体価格(8%税込)
500ml・2,000円(税込2,160円)
300ml・1,200円(税込1,296円)
180ml・810円(税込875円)

酒名の「(しおり)」とは、酒で酒を仕込む方式のこと。8年熟成の貴醸酒をベースに、さらに古い貴醸酒がブレンドされています。ナッツやカラメル、なめし皮を思わせる芳しい熟成香が立ちのぼり、時間とともに次々と変化します。とろりと豊かな甘みとともに広がる芳醇で複雑な味わい。ほのかなほろ苦さが後味をひきしめます。

醸造元/榎酒造(株)

使用米/中生新千本
精米歩合/65%・65%
アルコール度数/16.0〜16.9
日本酒度/-49
酸度/3.6
アミノ酸度/未測定


 
カテゴリに戻る | カテゴリの一覧に戻る