手づくりの酒 準備梅の実……酒類1.8Lに対して1kg◆南高梅、鶯宿 古城、白加賀などなど……品種はお好みで。傷が少なく、果肉たっぷりの大粒の実のほうが、梅のエキス分がよく抽出されます。 ◆黄熟する前の青梅、やや熟した黄梅、完熟梅など、梅の熟度もお好みで。とれたての青梅ならクエン酸の酸味がきいたさわやか梅酒に、黄熟するに従って酸味抑えめで香りよいまったり梅酒になります。 ◆触って果肉の固く感じられるものであれば、香りとコクのある梅酒ができます。 砂糖……酒類1.8Lに対して1kg内◆使うお酒によって入れる量をコントロールしてください。甘さの調節はできあがってからでも可能なので、控えめがおすすめ。 ◆梅のエキス分の抽出に時間がかかるため、ゆっくり溶ける氷砂糖が一般的には向いています。 ◆黒糖やザラメ、蜂蜜、和三盆など、甘味料を変えて楽しむのも一興です。 お酒……美味しいお酒を使いましょうつくりかたStep1 梅を一晩水に浸けおきます。 *清酒でつくる場合、この作業ははぶきます。 Step2 ていねいに水洗いし、ヘタをとります。 *こすり過ぎて傷をつけないように要注意。 Step3 ザルにあげ、2〜3時間水切りして、乾いた布でていねいに拭きます。 *完全に水気を拭き取りましょう。 Step4 梅の実の1/3の量を広口瓶に入れ、次に氷砂糖の1/3を入れるーーこれを繰り返し3回行ない、交互に重ねるように入れていきます。入れ終わったら、お酒を静かに注ぎ入れます。 *入れ終わったら、フタをしっかりと閉めます。 Step5 日付けを書き込んだラベルを貼り、冷暗所に保管します。 *10日から2週間に1度、広口瓶をゆっくり傾けたり回したりして中身を混ぜ、糖分を均等になじませます。 Step6 2〜3ヶ月で熟成し、琥珀色に。梅の実は取り出さずにおく。長く漬けおくに従い、コクが深まっていきます。 *【清酒】3ヵ月もすればできあがりますが、5〜10ヵ月頃が飲み頃です。 *【本格焼酎】果肉の柔らかい梅を漬けたときは3ヶ月以上、固いもので1年以上。 梅酒の楽しみかた梅酒には良質のクエン酸がたくさん含まれていて、疲労回復、滋養強壮、安眠、食欲増進など、からだに優しい効果がいっぱいあります。ちょっと疲れたな、と感じた夜、寝る前のホッと一息タイムにいかがでしょう。 梅酒を楽しむ
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